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【2441】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません メルカトル (2010年05月05日 23時32分) |
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ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >短編はどうしても短いページ数の中で、いかにオチをつけるかが難しいので、今まで読んだ中ではちょっと古いですが、星新一とか片岡義男などは短編の名手だと思っています。 私も短編集は嫌いというわけではありませんが、やはり長編ほどの満足感を得られない気がするのは確かです。 ただ、短編集の利点は、数ある中で一篇でも気に入った作品が収録されていれば、それだけで一応納得できる点でしょうか。 他はともかくこの作品だけは非常に印象深いとか、記憶に残っているとかといった短編集は意外に多いと思います。 星新一氏編集の『ショートショートの広場』は一冊だけ読んだ事がありますよ。 これは星氏自身の作品ではないので、関係ないと言えば関係ないですけどね。 片岡義男氏は映画『スローなブギにしてくれ』をTVで観た記憶がありますが、読んだ事はないですねえ。 >では長編でも読んでみますかね。 是非、とは申しませんが、一読の価値はあると思います。 いずれも本格ミステリとは呼べない気もしますが、本格的な叙述物とは言えるのではないでしょうか。 好みががはっきり分かれるタイプかもしれませんが、読み出したら止まらないというか、物語に引き込まれることだけは保証します。 >おお、ペースが速いですね。 中編ですから、それ程手間取るような事はないですよ。 デビュー作ですが、その点を考慮に入れても、物足りない感は否めませんでした。 >この作家はまだ読んだことがないので、候補として頭の中に入れておきます。 個人的にはなんといっても『GOTH』がお薦めです。『ZOO』も良いですけど。 ただ、両作とも全体的にトーンが暗いので、読後に爽快感は得られません、それでも良ければ。 ではまた ^^ |
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【2443】 |
ゴールデンゼウス (2010年05月05日 23時51分) |
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これは 【2441】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >ただ、短編集の利点は、数ある中で一篇でも気に入った作品が収録されていれば、それだけで一応納得できる点でしょうか。 それはありますね。 私は前にも書きました、文章の中の1フレーズでも気に入った文章があれば、それで結構満足できますね。 >片岡義男氏は映画『スローなブギにしてくれ』をTVで観た記憶がありますが、読んだ事はないですねえ。 あれは確かに売れましたが、小説から映画化が決まって南佳孝の歌で売れたといったほうが正解ですね。 でも片岡義男はアメリカを主人公が一人で旅する物語なども多いのですが、これが実にイイんです。 何かアメリカの風を感じるというか、そんな匂いを感じます。 >個人的にはなんといっても『GOTH』がお薦めです。『ZOO』も良いですけど。 そうですか、全体的にトーンが暗いのですか。 今度の高村女史のを読み終わったら考えます。 レディー・ジョーカーですが、中巻の五分の四くらいまできました。 来週早々には終わりそうです。 それではまた。 |
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