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【2437】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ゴールデンゼウス (2010年05月05日 00時03分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >まあ、そうとも言えますけど、やはり括りとしてはミステリだと思います。 >本格ではないですが、サスペンスに近いミステリではないかと。 >今回は短編集という事で、小細工を弄した作品が多かったようですが、長編はそうでもないですよ。 >残念ですが、ゴールデンゼウスさんの嗜好には合わない作家なのかもしれませんね。 そうですか。 別にそれも嫌いではないですよ。 短編はどうしても短いページ数の中で、いかにオチをつけるかが難しいので、今まで読んだ中ではちょっと古いですが、星新一とか片岡義男などは短編の名手だと思っています。 では長編でも読んでみますかね。 >さて乙一氏『夏と花火と私の死体』ですが、本日読み終えました。 >その点は救いでしたが、世間の評価が高い割には、それ程秀逸ではなかった、というのが正直な感想です。 おお、ペースが速いですね。 この作家はまだ読んだことがないので、候補として頭の中に入れておきます。 それではまた。 |
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【2441】 |
メルカトル (2010年05月05日 23時32分) |
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これは 【2437】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >短編はどうしても短いページ数の中で、いかにオチをつけるかが難しいので、今まで読んだ中ではちょっと古いですが、星新一とか片岡義男などは短編の名手だと思っています。 私も短編集は嫌いというわけではありませんが、やはり長編ほどの満足感を得られない気がするのは確かです。 ただ、短編集の利点は、数ある中で一篇でも気に入った作品が収録されていれば、それだけで一応納得できる点でしょうか。 他はともかくこの作品だけは非常に印象深いとか、記憶に残っているとかといった短編集は意外に多いと思います。 星新一氏編集の『ショートショートの広場』は一冊だけ読んだ事がありますよ。 これは星氏自身の作品ではないので、関係ないと言えば関係ないですけどね。 片岡義男氏は映画『スローなブギにしてくれ』をTVで観た記憶がありますが、読んだ事はないですねえ。 >では長編でも読んでみますかね。 是非、とは申しませんが、一読の価値はあると思います。 いずれも本格ミステリとは呼べない気もしますが、本格的な叙述物とは言えるのではないでしょうか。 好みががはっきり分かれるタイプかもしれませんが、読み出したら止まらないというか、物語に引き込まれることだけは保証します。 >おお、ペースが速いですね。 中編ですから、それ程手間取るような事はないですよ。 デビュー作ですが、その点を考慮に入れても、物足りない感は否めませんでした。 >この作家はまだ読んだことがないので、候補として頭の中に入れておきます。 個人的にはなんといっても『GOTH』がお薦めです。『ZOO』も良いですけど。 ただ、両作とも全体的にトーンが暗いので、読後に爽快感は得られません、それでも良ければ。 ではまた ^^ |
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