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【2411】 | RE:関ヶ原 ドウコク! (2010年05月01日 22時29分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >京都駅伝とかを観戦している時の方が、余程懐かしさと郷愁を誘われます。 なるほど、市街地などの方が馴染みがありますものね。 おっしゃる通りです。 >短編とは言え、さすがに折原氏と思わせるに十分な出来の良さです、今のところは、ですが。 おお、なかなか面白そうですね。 それが最後まで維持されれば、素晴らしいと思います。 続きの書評、楽しみです。 「関ヶ原」、つづき。 >サイドストーリーなども存在するのでしょうか。 まず、三成の補佐役、島左近。 この人物も、武勇と知略を備え持つ魅力あるキャラとして描かれ、彼を巡る話も、物語に厚みを加えます。 そして、三成を慕う可憐な女性、初芽。 三成との交情は、物語に艶を添えます。 それに何と言っても、三成死後のラストでのこの女性の描かれ方に、深い味わいを覚えました。 他はそうですね、サイドストーリーというのとは少し違いますが、 「関ヶ原の戦い」に関係する人物、例えば直江兼続、大谷吉継、真田昌幸、小早川秀秋、吉川広家、などなど、 数えきれないほどの人物のエピソードなども紹介され、とても興味深いです。 もちろん、クライマックスは、「合戦」(=実は1日で終わった)なのですが、 そこに至るまでの、三成と家康はもちろん、様々な人物の思惑が交錯する部分が、本作の大半を占めます。 歴史好きなら、とても読み応えのある作品だと思います。 |
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【2418】 |
メルカトル (2010年05月02日 00時05分) |
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これは 【2411】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >なるほど、市街地などの方が馴染みがありますものね。 そうなんですよ。 名所などよりも余程馴染み深いですから、ああ懐かしいなあ、ってなります。 ドウコク!さんはお分かりになると思いますが、京都に住んでいると意外と、名所巡りなどしないのではありませんか。 いつでも行けると思うと案外観光に行かないものですよね。 >おお、なかなか面白そうですね。 折原作品はたまに読むのがいいのかもしれませんね。 「らしさ」が随所に表れていて、ミステリを読んでいるとの実感を噛みしめる事ができます。 ありがたみがしみじみ感じられますね。 私が現在読んでいる『放火魔』は、ありきたりなテーマを上手く料理して、折原テイストを十分に効かせた仕上がりとなっています。 ちょっぴり風変わりなスパイスが隠し味の、旨いカレーを出された感じでしょうか。 >三成との交情は、物語に艶を添えます。 単に歴史をなぞっただけに留まらず、エンターテインメント性を与える為に司馬氏も色々苦労されているようですね。 やはり武将ばかりにスポットが当たりがちなところを、女性を登場させる事によって花を添えている、さすがに御大と言ったところでしょうか。 >「関ヶ原の戦い」に関係する人物、例えば直江兼続、大谷吉継、真田昌幸、小早川秀秋、吉川広家、などなど、 >数えきれないほどの人物のエピソードなども紹介され、とても興味深いです。 それは歴史好きには堪えられませんね。 私はやはりキーパーソンである、小早川秀秋が何故三成を裏切って、家康側についたのかが気になります。 >そこに至るまでの、三成と家康はもちろん、様々な人物の思惑が交錯する部分が、本作の大半を占めます。 読み応えがありそうですね。 でも、読みやすさはどうなのでしょうか。 『竜馬がゆく』は問題なさそうですが、本作はいかがですか。 ではまた ^^ |
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