返信元の記事 | |||
【2403】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ゴールデンゼウス (2010年04月30日 00時57分) |
||
メルカトルさん、こんばんは。 今日はいい天気でした。風が強かったけど。 私も11連休に入りました。 >いかなる手段を使って取材されたのか、興味が持たれるところです。 >それにしても女性にしてはハードな作風のようで、少々驚かされますね。 なんとなく松本清張を彷彿とさせますね。 あの人も取材に関しては相当のものでした。 高村女史もきっと何らかの手法で、実現したのでしょう。 >ジャンルは違いますが、山崎豊子の再来みたいな感じでしょうかね。 そうですね。まさにそうかもしれません。 >世間の評価のようなドキドキ感や怖さはほとんど感じませんでしたが、最終章でやっと様々な謎や伏線が解明されて、ちょっぴりミステリっぽく終わってくれたので、少し評価が上がりました。 >しかし全ての疑問が回収されていない点は、やはりマイナス要素になりますね。 多分作者は当初さまざまな伏線を置いていたが、ストーリーの展開とともに、割愛せざるをえなくなったのではないでしょうか? それをやってしまうと、大幅に修復しなくてはならないとか、途中で面倒になったとか、自分でも伏線を忘れてしまって、後で気が付いたとか(笑 でも最悪ではなかっただけ良かったですね。 それではまた。 |
■ 9,999件の投稿があります。 |
【2406】 |
メルカトル (2010年04月30日 23時21分) |
||
これは 【2403】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >私も11連休に入りました。 そうですか、それは羨ましい。 私は暦どおりですので、5連休になりますか。 連休中はよい天候に恵まれるようですので、存分に楽しまれますよう・・・。 >なんとなく松本清張を彷彿とさせますね。 なるほど、そう来ますか。 まあ、読んだ事がないので何とも言いようがありませんが、社会派の第一人者と比較されるような大作家に高村女史もなりつつあるのでしょうか。 >多分作者は当初さまざまな伏線を置いていたが、ストーリーの展開とともに、割愛せざるをえなくなったのではないでしょうか? 確かにそんな一面もあるのかもしれませんね。 しかし、ページ数の割には内容が希薄な気はしました。 この手の小説が好きに人には堪らない魅力を備えた作品であることは確かでしょうが、私にとってはやや物足りませんでした。 どの部分に重きを置くかで大きく評価が変わってくる本作ですが、ゲーム性重視の読者なら満足できる出来だったとは思います。 >でも最悪ではなかっただけ良かったですね。 ありがとうごさいます。 そうですね、最終章に救われましたね。 一応落とし所は心得ていたようで、その意味では流石に『黒い家』の作者だと感じました。 さて、本日よりドウコク!さんに刺激されて、折原一氏の『放火魔』を開始。 短編集です。 第二話まで読みました。 『偶然』・・・「振り込め詐欺」を題材にした、捻りの利いたキレのある作品です。 ストーリーには触れられませんが、「偶然」というタイトルが肝になっています。 『放火魔』・・・引きこもりの息子が放火魔ではないかと疑念を抱いた母親が、夜中に家を抜け出す息子を尾行し、挙句の果てに見たものとは? そしてそれを見た母親はある計画を立てるのだが、 といったサスペンスフルな一篇。 意外な結末もグッドな、折原氏らしい作品です。 ではまた ^^ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
© P-WORLD