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【2341】 | RE:叙述トリック ドウコク! (2010年04月23日 21時58分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >ただ、作品の知名度が世間的にはあまり高くないのが難点かも。 まあ、ミステリ自体、そんなにマスコミで取り上げられることが少ないですしね。 それにしても昨今、話題になっている村上春樹氏の「1Q84」なんか、凄い騒ぎようですね。 ミステリではあんなに騒がれないと思います。 (余談ですが、同作品、ずっと「“I”Q84」だと思っていました。 わはは。) それと、「映像化されない限りは、知名度が上がらない」と書こうとして、今は「知名度が無いから、映像化されない」話をしていると いうことに気づきました。 失礼。 ところで、「慟哭」、ミステリ界の中ではどんな位置づけなのでしょう? あくまでメルカトルさんの感想で結構ですから、教えて下さい。 ネットでの書評からの感触、などでも結構です。 例えば、読む読まないにしろ「点と線」のように誰でも知っている、あるいは単なる一作家の代表作程度、もしくはその中間、など。 >ただ一つ私には気掛かりな事が・・・それは・・これ以上は書けません。 おお、これは気になりますね。 文面から判断すると、私にとってはマイナス要因のような気がしますが、でも、新たに、「メルカトルさんが気にしておられたのはどこか?」 という、読む楽しみが増えました。 ありがとうございます。 結構、分厚いので、1日では多分、無理だと思います。 さて、以下の作品を読んだかどうかにも、お答え願えないでしょうか? 井上夢人「おかしな二人」 司馬遼太郎「坂の上の雲」・「竜馬が行く」・「関ヶ原」 質問ばかりで恐縮です。 |
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【2345】 |
メルカトル (2010年04月23日 22時57分) |
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これは 【2341】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >それにしても昨今、話題になっている村上春樹氏の「1Q84」なんか、凄い騒ぎようですね。 どんな小説かと思っていたらなんと恋愛小説だったのですね、吃驚しました。 まあしかし、なんと言うか、私には興味がありませんので、何故あんなに大騒ぎになるのかさっぱり分かりませんが。 >ところで、「慟哭」、ミステリ界の中ではどんな位置づけなのでしょう? ある程度ミステリを嗜む読者にとっては、かなり有名だと思います。 ミステリファンを自認する人にとっては、必須課目のようなものではないかと。 世評は大体以下の通りではないかと思います。 ・概ね高評価だが、結末はある程度予測できた、という意見が多い。 ・共通する感想で多いのは、後味の悪さ。 ・でも新人作家らしからぬ、したたかな文体は老練さすら感じられる。 と言ったところでしょうか。 >おお、これは気になりますね。 あまり気にせずに、肩の力を抜いて楽しんで下さい。 などと私が書かなくても、おそらくその面白さに引き込まれてつい時間を忘れてしまうと思います。 ちょっと大袈裟かもしれませんが、少なくとも退屈さは感じないと信じます。 読まれた後に何故私がこのような事を書いたのか、説明させていただきます。 さすればある程度納得していただけるのではないかと思いますよ。 > 井上夢人「おかしな二人」 > 司馬遼太郎「坂の上の雲」・「竜馬が行く」・「関ヶ原」 いずれも未読です、すみません。 『竜馬が行く』は学生時代、友人に強く薦められましたが、結局その長さゆえ断念しました。 ではまた ^^ |
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