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【2233】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ゴールデンゼウス (2010年04月12日 00時31分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >題材がSFの要素を含んでいるだけで、中身はあくまでミステリだという事でしょうかね。 >それともエンターテインメントと呼んだ方が本作に相応しいのかもしれませんね。 う〜ん、エンターテインメントという感じではないと思います。 まだ最後まで読んでいないのではっきりしませんが、多分違うような気がします。 >どちらかというと淡々としたストーリーと筆致なので、ドラマティックな展開を期待する読者向けでないことは確かです。 私はあまりドラマティックな展開を期待する方ではないので、その辺は構いません。 私がメルカトルさんに競馬の経験を聞いたのは、ミステリが好きな人はある意味、推理的に物事を考える体制が頭に整っているので、その辺を聞きたかったのです。 その分析だけで十分良質なミステリを見ている感覚におちいります。 ↑ このように書いたのは、以前推理小説マニアの友人がいまして、上記の内容を伝えたところ、翌週に競馬新聞の馬柱の見方を教えてほしいと言ってきました。 その後、1ヶ月ほどたってから、その友人から連絡がきまして、自宅に招かれたのですが、家で 急に競馬の予想をしだしたのです。 すると6レース予想して3レース的中。もちろん馬券は買っていないのですが。 彼は1ヶ月間、毎週競馬の結果を新聞に書き込んで、 それを元に色々と検証していたのだそうです。 それでやっと見方がわかってきたので、それを確かめたかったとのことでした。 その後も彼は馬券は買わないのですが、すっかり予想にハマッてしまい、現在でも趣味として続けています。 だからひょっとしたら、メルカトルさんは向いているかもしれないと思ったのです。 それではまた。 |
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【2240】 |
メルカトル (2010年04月12日 23時28分) |
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これは 【2233】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >私はあまりドラマティックな展開を期待する方ではないので、その辺は構いません。 でしたら問題ないとは思いますが、淡々とした中に静かな感動を呼ぶ、みたいな感じですので、いわゆる泣ける小説とは言い切れません。 重いテーマを扱っている割には、深刻になり過ぎず、適度に死について考えさせる、そんな作風になっています。 時間に余裕があれば、読んでみても良いのではないかと思います。 >それでやっと見方がわかってきたので、それを確かめたかったとのことでした。 その後も彼は馬券は買わないのですが、すっかり予想にハマッてしまい、現在でも趣味として続けています。 変わった人ですねえ。 そんなに当たるのなら自分で馬券を買えばいいのに、と思うのですが、それが素人の考えなのでしょうかね。 何を基に予想していたのか分かりませんが、その人なりの法則みたいなものを発見したのかもしれませんね。 さて、本日から誉田哲也氏の『ストロベリーナイト』を開始しました。 冒頭からいきなり数ページに亘ってグロい描写が続き、そういったのが苦手な人はここで既に挫折する可能性があります。 しかしそれを乗り越えると、がらりと雰囲気が変わり本格警察小説が幕を開けます。 まだ序盤ですので何とも言えませんが、警察小説としては確かな筆致で、各キャラもなかなか立っていると思います。 まずは青いビニールシートに梱包された他殺死体が不法投棄として発見される、といった滑り出しです。 そして、警視庁捜査一課の警部補、姫川玲子を始めとする刑事たちの地道な捜査が始まります。 ま、今後の展開に期待ですね、というか結構期待が持てそうな雰囲気は持っています。 ではまた ^^ |
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