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【2223】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ゴールデンゼウス (2010年04月10日 23時37分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >なるほどねえ。 >それはもう完全にSFの世界みたいですね。 ただストーリー自体は淡々と流れていて、あまりSFというイメージは沸かないのですよ。 大分終盤まできましたが、まだ父親が以前(自分の若いとき)に息子と会ったときの話が続いており、どういう結末になるのかわかりません。 >無理矢理泣かせようとの意図は感じられませんが、自然な文体で、優しいばかりではないちょっぴり鈍感で少しだけ冷たい主人公の実物大の男子像を見事に浮かび上がらせています。 ちょっとだけ読んでみようかという気になってきました。 メルカトルさんは競馬はやらないのでしたっけ? 競馬新聞を見ると馬の名前の下に馬柱というのがあって、そこに過去5戦くらいの成績が出ているのですが、あの小さな枠の中には大変な情報が入っていて、 私はもう長いこと競馬をやっているので、その枠内の情報を見ていると、その分析だけで十分良質なミステリを見ている感覚におちいります。 そう、競馬の予想はちょっとしたミステリの謎解きに似ていなくもないのですよ。 それではまた。 |
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【2229】 |
メルカトル (2010年04月11日 23時46分) |
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これは 【2223】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >ただストーリー自体は淡々と流れていて、あまりSFというイメージは沸かないのですよ。 「淡々と」という辺りが東野氏らしいと言えば、らしいですね。 題材がSFの要素を含んでいるだけで、中身はあくまでミステリだという事でしょうかね。 それともエンターテインメントと呼んだ方が本作に相応しいのかもしれませんね。 >ちょっとだけ読んでみようかという気になってきました。 さて『MOMENT』ですが本日読了しました。 最終話では意外な人物がある重要な役割を果たすために、おもむろに登場します。 ネタバレになりますから詳しくは書けないのが残念ですが、その人物を通して「生きる」事と「死ぬ」事の意味が語られているように感じます。 それに加えて、気になる「僕」と幼馴染の同級生の女の子森野との関係に関しては、最後の最後で「僕」が思いを伝えようとするところでお話は終わっています。 どちらかというと淡々としたストーリーと筆致なので、ドラマティックな展開を期待する読者向けでないことは確かです。 ですから、必ずしもお薦めはできませんが、読んでみても後悔する事はないと思います。 どうしても読む本が見当たらない時に、読んでみるのも一興かと。 >メルカトルさんは競馬はやらないのでしたっけ? 生涯、たった一度だけ馬券というものを買ったことがあります。 鉄板といわれていたレースで、穴狙いで買いました。 結果は勿論、本命が来て外れましたけど。 >私はもう長いこと競馬をやっているので、その枠内の情報を見ていると、その分析だけで十分良質なミステリを見ている感覚におちいります。 そうですか。 残念ですが私には全く分からない世界ですね。 ただ、競馬中継を見るのは好きでした、何故だか分からないですが、競走馬が疾走する姿を見るのは爽快感を覚えました。 でもまあ、私にとっては競馬にのめり込まなくてよかったのかもしれないと思っています。 何しろ歯止めが効かない性格なので。 ではまた ^^ |
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