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【2220】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません メルカトル (2010年04月10日 23時21分) |
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ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >確かに大袈裟なのはTV向けのものですが、私が思ったのは小中学校の頃に、理科の簡単な実験をしたとき、思ってもいなかった現象とか結果がでたのを見た >驚きというのでしょうか。 そういった感覚です。 理科の授業でそれ程大掛かりな実験をやっていた記憶がないのですが、確かに不可思議な現象に出会った時の驚きは、ミステリの意外な真相を明かされる時のそれに似ている気がしますね。 >完治することが不可能な難病を抱えた息子が、タイムトラベルを通して、元気な姿と病の姿を同時に(正確には同時期ではない)親が見ているのです。 なるほどねえ。 それはもう完全にSFの世界みたいですね。 東野氏のことですから、単なるSFには終わらせないとは思いますが。 おそらく、何らかのミステリ的な仕掛けが施されているか、或いは感動を呼ぶ結末を見せてくれるのかも知れませんね。 『MOMENT』はもうすぐ読み終わります。 第三話は乳癌が再発した女性の物語です。 「僕」はその彼女にいくつもの願い事を依頼されて、あれこれ振り回されるが、最後には思い出の地で感動のラストを迎える、みたいなお話です。 第一話ではどうなる事かと思いましたが、読み進めるごとに結構読ませてくれます。 無理矢理泣かせようとの意図は感じられませんが、自然な文体で、優しいばかりではないちょっぴり鈍感で少しだけ冷たい主人公の実物大の男子像を見事に浮かび上がらせています。 ではまた ^^ |
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【2223】 | ![]() |
ゴールデンゼウス (2010年04月10日 23時37分) |
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これは 【2220】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >なるほどねえ。 >それはもう完全にSFの世界みたいですね。 ただストーリー自体は淡々と流れていて、あまりSFというイメージは沸かないのですよ。 大分終盤まできましたが、まだ父親が以前(自分の若いとき)に息子と会ったときの話が続いており、どういう結末になるのかわかりません。 >無理矢理泣かせようとの意図は感じられませんが、自然な文体で、優しいばかりではないちょっぴり鈍感で少しだけ冷たい主人公の実物大の男子像を見事に浮かび上がらせています。 ちょっとだけ読んでみようかという気になってきました。 メルカトルさんは競馬はやらないのでしたっけ? 競馬新聞を見ると馬の名前の下に馬柱というのがあって、そこに過去5戦くらいの成績が出ているのですが、あの小さな枠の中には大変な情報が入っていて、 私はもう長いこと競馬をやっているので、その枠内の情報を見ていると、その分析だけで十分良質なミステリを見ている感覚におちいります。 そう、競馬の予想はちょっとしたミステリの謎解きに似ていなくもないのですよ。 それではまた。 |
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