返信元の記事 | |||
【1666】 | RE:水の迷宮 ドウコク! (2010年02月14日 23時13分) |
||
メルカトルさん、こんばんは。 >感受性は若かった頃と比較すると鈍くなっているけれど、人生経験を重ねた分、人間の感情の機微や微妙な心理状態を理解できる >ようになり、鈍った感受性をカバーしている、と言う事になるのでしょうか。 全くその通りだと思います。 老いは悪いことだけではない、と思います。(なんちゃって) さて、「水の迷宮」。 私が本書購入のきっかけとなったのは、作者の名前と、それと裏にあるこの言葉でした。 「すべての謎が解き明かされたとき、胸を打つ感動があなたを襲う。」 これを読んで、 「おお、これは『アイルランドの薔薇』以上の感慨に浸れるのではないか。」 と思ったのですが……。 結果は、昨日に書いたとおりです。 まず、全体の概要です。(同じく、裏の作品紹介を少し変えて。) 3年前に不慮の死を遂げた水族館職員の命日に事件が起きる。 その水族館に、展示生物がもう少しで死に至ってしまうような攻撃と、それを予告する犯行メール。 犯人の狙いと正体は? 対策を練る職員の前で、ついに殺人事件が勃発する! この「展示生物がもう少しで死に至ってしまうような攻撃と、それを予告する犯行メール」がミソです。 つまり、これだけでは警察にすぐに通報できない、という。 通報しても、すぐに事件として動いてくれるか、また、警察の介入によって犯人を刺激し、犯行がよりエスカレートするのでは? という恐れ(=生物の殺害)があるために、職員たちは自分達の裁量で事件に立ち向かわなければならなくなるのです。 そこで、「座間味くん」のような素人探偵の登場となるのですが……。 続きは明日に。 ※編集 工藤さんの名前、別に構いません。 |
■ 9,999件の投稿があります。 |
【1667】 |
メルカトル (2010年02月14日 23時38分) |
||
これは 【1666】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >「すべての謎が解き明かされたとき、胸を打つ感動があなたを襲う。」 なるほど、それは思わず購入したくなってしまうような謳い文句ですね。 「胸を打つ感動」ですか、それは読んでみても損はないと思わせる、なかなか購読意欲をそそる帯の言葉ではないですかね。 >結果は、昨日に書いたとおりです。 期待を裏切られた、わけですね。 まあ、よくある事とは言え、何度経験しても虚しいものです。 >通報しても、すぐに事件として動いてくれるか、また、警察の介入によって犯人を刺激し、犯行がよりエスカレートするのでは? >という恐れ(=生物の殺害)があるために、職員たちは自分達の裁量で事件に立ち向かわなければならなくなるのです。 なかなか巧妙な犯人の作戦ですし、作者の警察を介入させない為の苦心が伝わってくるようですね。 実はそういったシチュエーションを作り出す事も、作家が結構苦労するであろうということは想像できますが、実際頭を捻りながら構想を練っているんでしょうね。 >そこで、「座間味くん」のような素人探偵の登場となるのですが……。 今回はどんな素人探偵が登場するのか、読者としては楽しみの一つではありますね。 というか、座間味くんでよかったような気もしますが、何らかの狙いがあって他の探偵に設定したのでしょうか。 何かわけあっての事なのか、そうでないのか、明日以降の投稿で明らかになると思いますので、楽しみにお待ちしたいと思います。 ではまた ^^ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
© P-WORLD