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【1608】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません メルカトル (2010年02月07日 22時57分) |
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ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >「狐罠」よりもミステリーの度合いはかなり高いですよ。 大変満足です。 作品の出来にとてもご満足されたようで、喜ばしい事だと思います。 本作は前作と比較すると、読み易くなったとの意見もあるようですが、その点は如何だったでしょうか。 あまりにスケールの大きな謎に挑戦しているようですが、大風呂敷を広げるような展開になってはいないようで、そういった意味では安心して読めるようですね。 >そこへ急に懐かしい別の主人公が現れると、何かすごく特をしたようになりますよね。 確かにその通りですね。 以前島田荘司氏の『竜臥亭幻想』を読んだ際、「御手洗潔」と「吉敷竹史」の2大探偵が夢の競演を果たした時は、作品の出来云々を抜きにして、私にとってはまさに夢のような出来事でした。 たとえそれが過剰なファンサービスだったとしても、私には望外の、嬉しい一つの「事件」だった記憶があります。 >それと今回も香菜里屋は出てきます。 但し、店の名前とマスターの描写は一切ありません。 ここで工藤が登場してしまうと、話がややこしくなる事を想定しての、作者の配慮があったのではないかと想像されますね。 >あと何冊か残っているので、それらも一通り読んでみるつもりです。 シリーズものは多く残しておられませんが、ノンシリーズはまだ20冊近く著されていますので、楽しみですね。 ではまた ^^ |
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【1611】 |
ゴールデンゼウス (2010年02月08日 00時38分) |
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これは 【1608】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >本作は前作と比較すると、読み易くなったとの意見もあるようですが、その点は如何だったでしょうか。 印象としてはあまり変わらないと思います。 ただあえて言うなら、前回の感想のレスにも書きましたが、かなり専門分野の機械がでてきたり、科学的なことが多少少なくなった分、一般の人には読み易いと感じたのかもしれません。 北森鴻の4冊目は「緋友禅」です。今日からスタート これも冬狐堂が主人公の短編です。時代背景は第1,2作から約10年経過して、陶子も40歳前後になっております。 >ここで工藤が登場してしまうと、話がややこしくなる事を想定しての、作者の配慮があったのではないかと想像されますね。 まさにおっしゃる通りです。 たとえ名前が出てこなくても読者にはすぐわかります。 でも読者はここで 陶子と工藤はどんな会話をするのか、一瞬期待しますが、あえてスルーというのはなかなか心憎い演出ですね。 最後に「狐闇」にはラストに大どんでん返しがあります。 映画エイリアンは見たことありますか? 第1作目です。 シガニー・ウィーバーがノストロモ号に自爆装置をセットして、小型脱出艇で逃げ出して、やれ一安心と思ったら脱出艇の中にエイリアンがいて、まだ終わってなかったのといったような・・ あんな感じでここまでやるか、といった感じでしょうか・・ 内容については触れませんが。 ではまた。 |
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