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【165】 | コピペ 41−5 彼女の死と彼女の父 真比呂 (2009年03月05日 20時20分) |
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279 名前: のら猫 投稿日: 02/04/30 06:35 ID:AcfeALCB 次の日、彼女の父親から喪服を渡されました。そして、二通の手紙を 手渡され、今夜は君もあの子のそばにいてやってくれと言われました。 私はひとまず部屋に戻りました。部屋に入った私はしばらく力無く部 屋に座り込んでいました。ふと手に握らされた手紙を思い出し、二通の 手紙を見ました。 一通は彼女の父親からでした。中を見ると一枚の便せ んにしっかりとした字で、すまなかった、そしてありがとう、その二言 が書いてありました。もう一通は彼女の字で、私に当てた手紙でした。 中には、私と出会った頃から彼女が入院するまでの事が、びっしり書き 込まれていました。そしてその内容一つ一つに、自分がどれだけ幸せだっ たか、どれだけ救われたかが書かれていました。その手紙を読みながら、 私はまた声を上げて泣きました。その手紙の最後には、こう書かれてい ました。 私が居なくなっても、○○ちゃんは元気でいてね。私のすごくすごく 大切な人だから、沢山幸せになってね。新しい彼女見つけなきゃだめだ よ。私のこと好きなら、○○ちゃん、絶対に幸せになってね。約束。 私はシャワーを浴びながら、声を上げて泣きました。いつまでもシャ ワーを浴びながら泣き続けていました。 シャワーを出た私は、彼女の父親から受け取った喪服を着ました。 なぜか私にぴったりのサイズでした。 まだ涙は乾いていませんでしたが、喪服に着替えた私は、彼女の家に 行きました。彼女の家には少しずつ親類や知り合いの方々が集まって来 ている様でした。私は彼女の両親に連れられ、彼女の安置されている部 屋に通され、彼女のすぐ側に席をあてがっていただけました。 彼女の両親は、親類縁者の方々に私を彼女と付き合っていた青年だと 紹介されました。 通夜と葬式にも出席させてもらえました。そして常に私があてがって もらえた席は、彼女に一番近い席でした。彼女の両親よりも近い席でし た。私はその席を辞退しようとしましたが、彼女の父親に諫められまし た。君がその席に座らなくてどうする。私たちに気遣うならその席に座っ てくれと。 今は彼女の父親に紹介された会社で働いています。いったんは断りま したが、彼女の父親と直接関係のある会社ではない事、そして仕事が気 に入らなければ自由に辞めて良いと説得され、その好意を受けることに しました。 彼女の思い出はまだ鮮明に心に残っています。 長々と失礼しました。 |
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【166】 |
真比呂 (2009年03月08日 18時50分) |
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これは 【165】 に対する返信です。 | |||
670 名前:おさかなくわえた名無しさん投稿日:2006/04/19(水) 09:41:18 父が入院中の時の事 酸素マスクを着けなければいけない状況だったんだけど 少し元気になってくると、「家に帰る!」と言い出して 酸素マスクを外してベッドから起き上がろうとする。 で、母に「だめでしょ、お父さん、酸素マスク外したら 死んじゃうよ?大人しくして早く直して退院しようね」 と言われると、とりあえず大人しくなる。 でも30分ぐらいすると「家に帰る!」と、起き上がろうとする。 で、母が「だめでしょ、お父さん(ry で、また30分ぐらいすると「家に(ry そんなことを何回も繰り返して、母にたしなめられるたびに (´・ω・`)な顔をしてた父に萌えてしまった。 ・・・ってことを退院したらこのスレに書こうと思ってたのに なんで死んじゃうんだよ。元気になったら一緒に 好きなカツ丼を食いに行こう、って約束したじゃないか。 父ちゃん・・・ |
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