トピック |
T字路の行方 もみあげブランコ (2008年08月29日 00時00分) |
元気ですか? その後もうずーっと顔も見てないし、声も聞いてないけど きっと君のことなら楽しく幸せに暮らしているんでしょうね^^ あの楽しかった思い出を少し書きためてみようと思います… 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・勝手気ままな恋愛小説系トピです ・たまにパチ、スロの話をします ・基本的にエゴで書いてますので頂いたコメントにはお答えできない場合があります ・至らない点があればご容赦ください ・更新は不定期です ・登場は21時〜24時のみ |
この投稿に対する 返信を見る (160件) |
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【222】 |
ガン太郎 (2009年06月15日 15時14分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
あちちちさん お疲れ様でした! 続きは東京で♪ マリン2さん 初めまして! では〜♪ |
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【221】 |
あちちち (2009年06月15日 12時05分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
今までこちらにおいでになってくれた方々 影ながら見守ってくれた方々 本日までこの駄トピをご覧になって頂き 誠にありがとうございました 「もみあげブランコ」の認証が帰宅しないとわからないので 今すぐではありませんが、今夜をもって「T字路の行方」トピックを閉鎖いたします 勝手ではございますが、ご了承下さいませ 原因は6月12日付けの『終了したトピック』をご参照下さい 最後に申し上げれば、こちらを引用して自らの未練さを吐露できたことによって 今となってはいい思い出として、お陰様で顧みることができるようになりました ちなみに・・・・ 第二部の終末は、磯里さんが白血病で亡くなるまでのことを綴るつもりでした 最後に見た 病室での彼女の笑顔が忘れられません 当初申し上げたとおり、エゴ極まりない部屋になってしまいましたが 重ねて御礼もうしあげます では |
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【220】 |
マリン2 (2009年06月11日 15時50分) |
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あちちちさん お部屋のみなさん こんにちは!! ER34さん お久しぶりです。 お元気そうで・・何よりです 陛下さん お久しぶりです。 カットバン アカギの玉より高かった がんた郎さん 初めまして! まっち棒さん お久しぶりです。 池ポチャさん シッカリ登場応援団に・・ 嬉しいですね あちさん ◆8月に閉鎖は、どうか止めてください◆ 擬似連じゃないですが、継続・してください マントピ「希望!!」です。 きっと、此処をご覧の方もそう思ってらっしゃるかと・・ 超多忙になるの?新トピを? 政治家?小説家? その、・・は・・・ ( ̄_ ̄;) 「気になる・・・」 |
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【218】 |
もみあげブランコ (2009年06月07日 15時19分) |
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≪8≫ 木曜日はバドミントン部とバレー部が体育館を使うことになっているので あいにく今日はロードワークの日だった 当てにしていた天気予報が外れ 昼過ぎから雨が降っていたせいで ロードワークは校内で行うことに変更になっていた 4階建ての校舎をグルグルと20周する それが悪天候時のロードワークだったが、2年生になってからは 1つ上階に上っては廊下を走り、さらに下の階に降りるときも廊下を走る いわばジグザグに校舎を走りまわることに変わっていたので 外のコースの距離の5割増しくらいをこなさなければならない だから部員たちは木曜日に天候が崩れると決まってブーイングをするのであった 「仕方ないな、さぁ走ろうぜ」 僕は比較的長距離を走ることは苦手じゃなかったので 率先して部員たちにそう促した 5周くらいを過ぎたころ いつものランニングハイに陥った僕は、少しギアを上げて走っていた 4階から3階への階段を1段飛ばしで駆け降りたところでそのハプニングが起こった 「あっ 危ね!!」 廊下の影から現れた人影にぶつかってしまう 咄嗟のサイドステップで正面衝突こそ免れたようだったが 向こうもボケっとしてたのか、かわす反応が遅れたようだった あ・・・・ ぶつかったのは磯里さんだった 「あ、あ〜 ごめんね? 大丈夫・・かい」 僕は汗で濡れた手をTシャツで拭い その手を差し伸べた 「う、うん・・・ あたしもよそ見してたから」 彼女はその直後にぶつかった当事者が僕だと気づいた様子だ 「あ、藤沢君じゃない」 彼女が落としたバッグを拾ったところで向かいの教室からエリが出てきた 少しの気まずさが目が合ったときに二人を襲う 途端エリが僕に 「ちょっと こっち!! ・・・・いいから〜 早く!!」 僕は磯里さんに気を取られながら何が何だかわからず その場から少し離れたところに連れてかれた 「ちょっと! 超〜タイミングいいじゃない! 今ね 磯里さんと教室で話してたのよ」 「へ? 何を?」 僕は上がってた息を整え、声を小さくして話すエリに顔を近づけた 「だ〜か〜ら〜 前に言ったでしょ? 仲を取り持ってあげよっかって」 僕はロードワーク中だったこともあって まだエリの言ってる意味がわからなかった 「磯里さんね、けっこういいと思ってるみたいよ 藤沢君のこと! これも何かの縁だから、今言っちゃいなよ!」 明らかにまだ状況が把握できていない僕と 水面下で作為的なことを考えていたエリとの間には温度差があったが 僕は 「う、うん わかったよ」 うまく乗せられそう答えてしまった 振り向くと磯里さんが何やら不思議そうな顔でこちらを窺っている |
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【217】 |
もみあげブランコ (2009年06月07日 15時21分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
「いい? F組の教室に二人入るから少したったら入ってきて!」 「いや・・・ちょ。 僕まだロードワーク中なんだけど・・・」 僕は後ろから走ってくる後輩らの視線を気にしながら耳打ちした 「このタイミング逃したら いつ言うのよ! ぶつかったのが功を奏するんだから今言うのよ!」 うまく頭の中の整理がつかなかったが とりあえず部活中だったのでもう1周走ることにし、 先輩には突然の腹痛で棄権する、ということにした後 僕は小走りに3階のF組の教室を目指した その時、僕の背中を押していたものはエリの助言ではなく きっと今朝のテレビの占いだったのかもしれないな そう思いながら僕は教室の戸を開けた |
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【216】 |
もみあげブランコ (2009年06月07日 15時32分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
≪7≫ 毎朝かかさず見る朝のテレビ番組を今日は寝坊して見逃してしまった 朝食を素早く済ませ、家を出て自転車にまたがる 窓からは母親が顔を出し 「そういえば今日の占いは、あんた1位だったよ!」 その声を背中で聞き、僕はサドルに座らず自転車をこぎ始めた 寝坊といっても学校に遅刻するぐらいの時間ではなく 朝練の時刻に遅れる寝坊だった 着替えを済ませ体育館に入ると、案の定女バスの部員らが先入りしていた 「おぅ 今日は遅いんだな!」 女バスの顧問の清水先生はしてやったりの顔でそう言った 僕はほとんど毎日1番に体育館に来ていたので 脇のゴールではなく、2個しかないオールコート仕様のゴールをいつも占拠できていた それは市内でも強豪である女バスと、弱小男バスとのいわば暗黙のルールであり おいしいゴールを先取りすることで、大勢にも負けず僕はいつもそこで練習できていた 僕は優越感に浸る清水先生の視線を尻目に 端っこの余ってるゴールに向かい、半円状に弧を描いたシュートを打った なんとこれが気持ちのいい音を立ててスパっとゴールに吸い込まれる (今日はツイてるな、そういえば占いも良かったっていってたっけ) その後も面白いようにアウトサイドのシュートが決まる 手首の感覚が抜群だ 膝の使い方も左右偏らない 結局この朝練で僕は、自己新の3Pシュートを10本連続決めることができたのだった (な、なんかいいぞ 今日のオレ・・・) この原因不明な快進撃は放課後までその勢いを止めなかった |
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【215】 |
あちちち (2009年06月02日 15時56分) |
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これは 【214】 に対する返信です。 | |||
◆池ポチャさん >今回のお話は >アタック藤丸君 と それゆけエリちゃん >のラブラブなストーリーでOK? いえ、あくまでエリは脇役です ていうかこんなこと言ったらネタバレになるかも。 >お大事にしてください ありがとうございます |
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【214】 |
池ポチャ (2009年06月01日 21時26分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
モリ進いちちちさん、こんばんは。 今回のお話は アタック藤丸君 と それゆけエリちゃん のラブラブなストーリーでOK? 喉が痛いときは うがい&飴 くらいしか思いつきませんが、お大事にしてください。 |
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【213】 |
もみあげブランコ (2009年06月02日 21時24分) |
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これは 【211】 に対する返信です。 | |||
≪6≫ 「…来てくれたんだぁ」 エリは半分作ったような笑顔でそう口を開いた 「うん… で、話しあるんだろ? 何?」 「早いね。 もっと”最近元気してるか”とか言ってくれてもいいなのになぁ」 エリは口を尖らせている だいたいこういう態度をするときは、決まって本心とは反対なことを考えている 付き合っていた頃も、『街に買い物に行きたい』と言い出したことがあった 僕が部活があるから週末は行けない、と断ると口を尖らせ 「嘘ウソ! ちょっと言ってみただけだよ!」 と勝ち気なところも見せているつもりでも 僕にはエリの心情がよくわかっていた 「別に〜 こうして改まって言うことじゃないんだけど〜・・・」 「・・・だけど、何?」 「・・・だけど〜 あたしね? 彼氏できたんだ」 「ふぅ〜〜ん 良かったっしょ 相手は何組?」 「うぅん うちのガッコじゃないの」 「・・・・・そう」 「だからね、藤沢君も 早く磯里さんに告白したら?」 エリは唐突に、僕が今一番意識する その名前を切り出した 「な、何言ってんだよっ 僕は僕のタイミングで量ってるんだから」 僕は少し狼狽しながらそう答えた その仕草を見てエリの悪戯心に火が点いたのか、 「いっそのこと、あたしが取り入ってみようか?」 そう畳み掛けてくる 「いいってば! 話しは終わりだろ? じゃあ僕 体育館行きたいから」 僕が踵を返そうとするとエリは 僕の右手を掴んだ 「待って、 あたしが呼び出したんだから そっちから先に行っちゃわないでよ あたしはあたしで楽しくやってくから、藤沢君はちゃんと頑張ってね!」 エリは珍しく真顔でまっすぐ僕を見つめて言った そして 「じゃね・・・」と言うと 顔を覆って講堂から出て行ってしまった 「なんだよ 手紙まで忍ばせといて、彼氏ができただけの報告かよ」 僕はしばらく講堂の真ん中で突っ立って 今あったことを思い直していたが、いつもの早い気持ちの方向転換をして 何事もなかったように教室へと戻った 時刻はもう昼休みの終わりを告げている 「よぉ 今日はバスケに来なかったな」 そう田澤に声をかけられたが、僕は窓から見える新緑を眺めていた |
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