■ 145件の投稿があります。 |
< 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 【5】 4 3 2 1 > |
【45】 |
ゑびす4 (2006年10月06日 16時22分) |
||
これは 【43】 に対する返信です。 | |||
『社長 vol.35』 「それだけはやめてくれ」 N2の親父は,吐き捨てるように言ったという。 社長は,何もしていない。 社長に何の落ち度も無い。 社長は,社長であるだけだった。 それが原因であり,結果であった。 何人たりとも社長を責めることはできない。 そして,同時に誰もN2の親父を責めることはできない。 我々がN2の家に泊まりに行った時のことである。 そこで我々は宴会で盛り上がった。 N2の親父も含めて。 N2の親父は,苦労人だった。 出身は,現在北方領土である択捉島であった。 戦中の苦労話。 戦後,北海道に移住することになったが,戸籍がなかなか取れなかったこと。 戦後の苦しい生活のこと。 我々,戦争を知らない子供達に,生き字引の如く,語り部の如く話して聞かせてくれた。 社長は,話を聞きながらおでんを食い,さきいかを齧っては,うまい具合に話の合いの手を入れていた。 その辺は,そつがない。 N2の親父は,社長を気に入った。 「S君は,愉しい人だね」 「S君は,話が分かるね」 「S君も,苦労したんだね」 「S君は・・・」 もう,それは見事に社長を褒めちぎっていた。 後日,N2の家ではひょんなことから,社長の話になったという。 社長を褒めちぎるN2の親父。 そこで,N2は,何気なく言った。 「俺も社長のようになろうかな・・・」 そこで,N2の親父から出てきたのは,冒頭の言葉であった。 「頼むから,それだけはやめてくれ」 「周りにいると楽しいが,家族になったら大変だ」 流石,苦労人だけあって,社長はどんな人なのかを,瞬時に理解していたのである。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (2件) |
【44】 |
笑福亭エロ光 (2006年10月05日 17時54分) |
||
これは 【38】 に対する返信です。 | |||
> ファン? > ほんとにいるのか・・・ > 【28】のような意見もあるしな・・・ 人の意見なんて3P両刀・・・じゃなくて賛否両論なり♪ あ!スーさんども♪ |
|||
【43】 |
ゑびす4 (2006年10月03日 10時15分) |
||
これは 【41】 に対する返信です。 | |||
『社長 vol.34』 我々は,何か事がある度,ドライブに行くのが常であった。 この日は,同輩のO(♀)の20歳の誕生日であった。 我々は,Hの車に乗り,A町のI湖にやってきた。 特に綺麗な景色があるわけでもなし,ただ,いつものノリでやってきただけだった。 そして,我々はいつもの如く,写真を取りまくった。 これも特に意味は無い。 どこかへ行く度に行われる儀式のようなものだ。 Hは,駐車場のゴミ籠の中に入ってポーズを取る 20歳になった記念に,ピースサインで「2」を表し丸で「0」を表し,自分が20歳になったことを強調するO(美人)。 それぞれがそれぞれの決めのポーズを決めていった。 そして,社長は・・・ 近くにあった,ドライブインの看板を引っこ抜いていた。 看板の高さは約3mといったところだろうか。 それだけではない。 「ゴミはゴミ箱に!」と書かれた注意の看板も引っこ抜く。 湖の名称が書き込まれた看板も引っこ抜く。 兎に角,ありとあらゆる看板を引っこ抜いては,看板を抱きかかえ,満面の笑みで写真に取られて,ご満悦だった。 勿論,後で看板を埋め直したのは,社長ではない。 俺達だ。 しかし,もっと重大な事が起こったのは帰路の事であった。 2台の車でドライブに行っていたのだが,無謀にも1台目の車は社長が運転することになった。 誰が言い出したか・・・ 実は,俺だ。 社長が運転すると,どのくらい時間が掛かるのか知りたかっただけだ。 悪意は無い。 無かったはずだ・・・ そう,理科の学生が好む,「実験」というやつだ。 兎に角,社長が運転することとなった。 帰りは来た道を帰るのは,あまりに味気が無いということで,別の山道を帰ることにした。 車は少なく,社長の運転技術でも大丈夫だろうと判断の上であった。 しかしこれが誤算であった。 湖から出発して数分後,道路がアスファルトから砂利道に変化した。 正に,大きな誤算であった。 我々が乗った車(社長が運転する車)は,砂利道のカーブを切った時,砂利に車が流された。 必死にカウンターを当てる社長。 その努力も虚しく,車は雑草の生い茂る野原へ突っ込んでしまった。 我々の車脱出作戦は綿密に行われたが,その成果は芳しくなかった。 我々は,自力での脱出作戦を放棄した。 近くの農家にトラクターで牽引してもらうことがいいだろうという判断のもと,2台目の車が農家探索の旅に出た。 幸い1時間ほどで,救出作戦を行ってくれる農家がトラクターでやって来た。 運転を社長に任せてしまった俺は,激しく後悔の念に駆られていた。 しかし,その場で待っている間,社長は特に気にする様子も無い。 鼻歌交じりで辺りの草原の植物生態調査をしていた。 「おお,こんなところにセイタカアワダチソウが生えてますよ」 「帰化植物がこんな山奥に生えているなんて,珍しいですよ,先輩」 自分のドライブテクニックについて,悔恨する様子は微塵も見られない。 それが社長クオリティー。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【42】 |
回胴勤め人 (2006年09月29日 20時29分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
SB--------------------------------------- すっごいな〜 チミは スナオに感動したよん |
|||
【41】 |
ゑびす4 (2006年09月28日 05時35分) |
||
これは 【36】 に対する返信です。 | |||
『社長 vol.33』 北海道の秋は短い。 10月も中旬に入ると,山は眠る。 厳しい冬の始まりである。 賑やかな山々の装いは終わり,野原ではすべての草が枯れ果ててしまう。 辺りは一面,茶褐色一色になる。 雪が降るまで,北海道は鉛の様な風景と化してしまう。 それは,そんな暗い暗い冬の始まりのことであった。 社長のパパはDQNだったが,母方の方は,比較的まともな家庭環境だったという。 そして,それを確認したのは,我々が3年目になった時のことである。 暗い冬の始まりにも拘らず,それは我々を明るくさせてくれた。 社長はその日の朝,いつものようにゼミ室に顔を出した。 そして,顔だけではなく足も見せてくれた。 そこにあったものは・・・ 5本指の靴下であった。 素材は,まるで軍手の様な素材だった。 ごわごわとして,5本の指がにょきにょきと生えている靴下。 合ってる。見事に社長とマッチしている。 ゼミ室は大爆笑に包まれた。 しかし,それは・・・ 東京に住む社長の祖父母が送ってくれた物だった。 遠く異郷に住む可愛い孫を想って送った物だった。 北海道の冬はさぞ厳しかろう。 水虫である足の指の間はさぞ痒かろう。 暖かくて水虫にも効く靴下を探し回ったに違いない。 そのことを知った我々一同は爆笑したことを大きく後悔し,祖父母のの思いに涙した。 しかし,その事で女性に縁の無い社長が,更に女性から遠ざかったことを社長の祖父母は知る由も無い。 小さな親切大きなお世話である。 知らぬが仏である。 知ってしまったら,「何と不憫な孫であろうか」と更に心を痛めたに違いない。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【39】 |
sakuyosi (2006年09月23日 01時33分) |
||
これは 【38】 に対する返信です。 | |||
39件目、とったったドー(訪問&介護) ビンボーくん 君の“視聴率獲得”、全国制覇作戦、見届けたドー♪ その執念で、「真、モグモグ風林火山」打て! 勝てるかもよ♪ 次は、 前にオレが提案した、 談話室の総トピに貼り付けるってのは、どうよ?(咲トピ以外の) 君は、もう怖いモン無いやろ、頑張れ♪ 励ましの意味を込めて、 君の【評】を100回ぐらいクリックしておくからな〜♪ ※ちなみに、わたくし 「社長vol.3」までは読みました〜(誉めて♪) これからも、「ゑびす100」に為れるように 頑張ってくださいね♪(エヘ♪♪♪) |
|||
【38】 |
ゑびす4 (2006年09月22日 21時23分) |
||
これは 【37】 に対する返信です。 | |||
いつまで持つかは分からん・・・ すべては患痢妊の御心しだいだ・・・ ファン? ほんとにいるのか・・・ 【28】のような意見もあるしな・・・ まあどうでもいや・・・ まあ,当分悪金にはならんよ・・・ 疲れたから・・・ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (2件) |
【37】 |
グダン・ガラム (2006年09月22日 20時09分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
今度は、秒殺はないじゃろな?? 三部作はおとなしく「まっとうゑびす」で逝ってクレ^^ 「悪菌ゑびす」はしばし封印せよ!われわれファンのために^^ 「悪菌」のばやいは変名にする、ちゅうのはオマイのいきざまに反するかもしれんが・・・・ファンのことも考えてクレよんしんちゃん(ワッ! 編集 三部作は、「芥川賞」ちゅうより、「直木賞」ではないでつか? |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【36】 |
ゑびす4 (2006年09月22日 14時21分) |
||
これは 【35】 に対する返信です。 | |||
『社長 vol.32』 あれは何年前のことだろう・・・ 社長がR町からS町に転勤した後の出来事だった。 S町に転勤しても毎週末のS幌市ス○キノでのお買い物は,社長にとって欠かせない週課だった。 あの週も社長は,期待に股間を膨らませてスス○ノへと出かけていった。 『まずは,一服』の『プッシーキャ○ト』。 いつものように可愛い娘を膝に乗せて『タッチゴーゴー』を楽しみ,ジャンケンに勝って『カウンターゴーゴー』を楽しんだ。 いつものように『プッシーキャ○ト』での楽しい時は,矢の如く流れていった。 そして,『軽く一杯』のお手軽ソ○プでも,それなりの娘をゲットして,社長なりの愉しい時間を過ごした。 そして,いつもなら『最後の締め』に行くところだが,あの日は違っていた。 「いや〜あ,先輩,軽く新しい店でも開拓したくなったんですよ。いっひっひっひ」 そう,社長は新しいFZK店を探そうとしたのである。 社長にとってススキ○は,自分の庭のようなもんである。 客引きなんて怖くない。 ぼったくりがなんだ。 や○さんなら,自分の親父と同じ稼業だ。どうとでもなる。 早速,『○スキノタウン情報』をコンビニで買い込んだ。 そして,探し始めて30分。 新規開拓の店を見つけた。 その店に社長が入店した途端,年端もいかない若い娘が群がってきた。 さながら砂糖に群がる蟻の如く。 そう,その店はキャバクラであった。 キャバクラに於いて社長の様に欲情に金を惜しまない客は,甘い甘い砂糖である。 しかし,その時蟻の1匹が大きな声で叫んだ。 「あれ〜っ,先生!!」 そう,その一匹の蟻は,社長がR町にいた頃の教え子だった。 「ゲッ,まずい・・・」 反射的にそう思ったという。 社長は,社長なりに教職公務員である自分の立場を自覚していた。 しかし,そうであってもやはり社長である。 FZKに来て,3分も経たないうちに帰るのは,無作法だ。 何より,群がってきた娘達に悪い。 とんでもなく失礼だ。 社長なりのFZKに対する信念である。 社長は当然,60分間,料金に見合うだけ楽しんだ。 勿論,元教え子は,その間社長の隣にいたという。 もしかしたら,膝の上にも乗ったのかもしれない。 もしからしたら,元教え子にこんな事やあんな事をしたのかもしれない。 その事について,社長からの報告は無かった。 でも,社長であるから,当然キャバクラに於ける作法はやり通しただろうというのが,我々の見解である。 余談ではあるが,社長であるから,その店を後にして『最後の締め』にも行ったのは言うまでもない。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
© P-WORLD