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【2762】 | RE:パチンコ質問箱 ペンローズ (2010年08月21日 05時44分) |
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マメ♪さん 早速のご返答、ありがとうございました。謝謝 話の通じる方がおられて、嬉しい限りです。 最初に訂正しておきますと、 >>「0,1,2,・・・・,最大値,1000,1001,・・・,最大値,0,1,・・・,999,・・・」 のところが、 >>「0,1,2,・・・・,最大値 : 1000,1001,・・・,最大値,0,1,・・・,999」か、または、 >>「0,1,2,・・・・,最大値 : 1000,1001,・・・,最大値,0,1,・・・,999 : N・・・」(Nは最大値以下のゼロを含む正の整数) というように表記されていれば、誤解をしなくてすみました。 >>「0,1,2,・・・・,最大値 : 1000,1001,・・・,最大値 : 0,1,・・・,999,・・・」 と私が誤解しているのです。申し訳ございません。 ------------------------------- ここから少し専門的な話になります。 まず、近接センサーですが、見させて頂いたところ、どうも回路図がおかしいようです。 電源に負荷を介してモジュールに電源を供給するような接続では、モジュール内部の検出用TrがONになると、 主回路自体の電源も0.6V以下に低下してしまい、モジュール全体が動作しないはずです。 出力信号をどこから取り出すのかも、回路図からは読み取れません。 タイミングチャートを見ても、応答時間、遅延時間が入っていません。 規則(法律)では、カスタムICを使ってはいけないことになっているはずですが、カスタムICらしきものが見られます。 ↑勿論ここが、検定対象外(主基板以外の部分)なら話は別ですし、これがカスタムICとも限りませんけれど。 当方で開発した信号処理回路は、まさにこのセンサーと同じで、ベルトコンベア上を1秒10個流れてくる金属物を 種類ごとに判別するのですが、回路上は正確に判別していても、シーケンサが速度的に追いつかなくなり、誤判別を 起してしまいます。 電子回路は正常なのに、メカのバラツキに散々苦労させられた経験があります。 パチに喩えると、鉄以外に、銅やアルミの玉を混ぜて打ち、入賞賞球をこのセンサーが選別して弾き出すとすると、 判別率95%なら、有限個の玉を循環させれば、何回か打つと、銅とアルミの球は必ずなくなるようなものです。 >カウンタ1コマの間に球が完全に通過する必要はありません。 少し弁明させて頂きますと、計算上音速の10倍以上の数値が出た時点で、物理的に有り得ないと判断します。 我々の現実の世界で、音速を超えているのは、ムチの先か、コンコルド(超音速旅客機)程度です。 当然、2つの玉が連続通過することも考え、センサーのエッジを取ることも考えましたが、玉の上下動で、やはり メカ的バラツキが出ます。 ここまで考えておいてから、専門家に質問しています。 大体、技術雑誌に載っている回路をそのまま組上げて終わりなら、誰でも電子技術者になれます。 まず、自分ならどうするかを考えて、無理と分かれば、顧客と仕様の協議をして、オリジナルな回路を作ります。 しっかりと管理されているトピ主さんがおられる板なので、またお話させてください。 今日はここまでにしておきます。 |
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【2768】 |
ペンローズ (2010年08月21日 09時06分) |
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これは 【2762】 に対する返信です。 | |||
マメ♪さん 便秘が治って、すっきりとしました。 そこで、もう一度近接センサーのデータシートを読み直してみました。 細かい法律や規則の規定は読んでいませんが、所轄官庁は経産省でしょうか? どうも、一般に使われている電子関係の用語(JISなど)とは違うようです。 1.漏れ電流:0.2mA〜1.2mA(注釈:漏れ電流とは、出力回路非動作時の近接スイッチに流れる電流を意味します) 通常は、非動作時の「消費電流」になるはずです。 また、最小値、0.2mAは小さ過ぎます(ノイズに弱い)。 2.残留電圧:5.4V〜7.0V(注釈:残留電圧とは、出力回路動作時の近接スイッチ両端の電圧を意味します) まあ、これはいいでしょう。通常、こういう用語に注釈はつけません。 3.応答周波数:100Hz以上 通常は、10mSか、100Hzの正弦波なら、立ち上がりは2.5mS これも長過ぎますし、「応答速度」と書くのが一般的です。 回路図をもう一度良く見て、「漏れ電流」、「残留電圧」のグラフを見ましたが、「負荷抵抗」ではなく「電流制限抵抗」 と書くべきです。 12Vと、24V動作となっていますが、別に10V〜28Vの任意の電源電圧で動作しそうです。 玉検出信号をどこから取り出すかは不明ですが、このデータシートだけ渡され、回路設計をしろと言われると、 どうしても、オペアンプと分圧抵抗は最低限必要になります。 もう、アナログ回路になってしまい、非常にノイズに弱くなります。 凸クレーンマンさんの膨大な実戦データは、理論値通りとのこと。 推測: 2端子のモジュールとしてあるのは規格か規則。用語も同じく規格か規則。 不安定(バラツキ)要因が、この程度あっても問題無いのかも? 確かどこかに、これと同じようなセンサーがあったと思うので、探して見つけたら、実験してみます。 もうこの手のセンサーは、使われていないと思っていました。 |
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