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【112】

RE:ホールの不正について

ホールの幽霊 (2006年08月30日 23時22分)
昔のハーネスの事を言っているのだろうけど

昔の台は絵柄が揃えば当りだったから使えたんですよ
乱数に関係なく揃えば当りってプログラムだから
フィーバーゴールドなんかはストップボタンで
大当たりを狙えたよ
それと同じで初期のCR機はカウンタも遅かったし
(黄門ちゃまで2秒ちょっと)体感機でも狙えたんだよ

それに対して今の機種はワンチップマイコンで抽選
してるし速度も相当な物ですよ
その上、内部RAMエリアを外部からアクセスできません
抽選や判定は全てCPU内部で行います
その上、内部クロックは外部にクロックは出ていません
クロックスピードは多少の個体差があります
温度環境によっても変わります
この条件でどうやって同期を取るのか詳しく
教えてください

もうちょっとCPUの仕組みとか勉強してから書いた方が
良いと思いますよ

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【114】

RE:ホールの不正について  評価

TB2 (2006年08月31日 00時41分)

長年SEをやっておりますので補足します。

5〜10年前までのパチンコ機のハードウェアは、8ビットマイコン(Z80等)が主流でアセンブリ言語(機械語)でプログラミングされていたため、逆アセンブラを用い容易に解析も出来ましたし、パッチ処理によりプログラムを変更し一般のROMライター等で容易にROMの書き換えも可能でした。
これによりアセンブリ言語の知識さえあれば、一般人が裏ROMを容易に作成することも可能でした。
またマイコンのCPUクロック(速度)が遅く、それにより大当たり乱数カウンタの周期や取得タイミングも遅かったため、体感器等で容易に大当たりを狙うことも可能でした。

しかし近年のパチンコ機の複雑な演出や画像処理を行なうには16ビットや32ビットマイコンが必要で、プログラム言語も高級言語(C、C++、JAVA等)化しており、μITRON等のOSを用いることによりプログラムも複雑化しています。
これにより従来のようにROMライター等で機械語を解読するだけでは、プログラムを解析することはかなり困難になってきています。(絶対不可能とは申しませんが・・・)
更にプログラムを変更するには開発環境一式(ソース、コンパイラ等)が必要で、これらはメーカー毎の機密ノウハウとして公開されていないと思われますので、メーカー関係者による介入(裏工作等)が無い限りまず入手不可能だと云っても過言ではありません。尚、メーカーが独自のロジックにより不正ROM書き換え防止対策を施している可能性もあります。
またCPUクロック(速度)も速くなり、乱数取得方法も複雑化していると予想されるため、体感器等で容易に大当たりを狙うことも出来なくなりました。

こういう背景から近年では裏ROMを作成することさえ困難で、裏ROMが出回る可能性的は低いと思います。
また新台の入れ替えサイクルも早く、余程の人気機種でないと裏ROMが出回る頃には撤去されてる場合も多いでしょう。

長々と技術的なことを書きましたが、一般の方には難しい内容なので理解してくださいとは申しませんが、「近年裏ROMを作成するのは難しくなっている」ということだけはお分かり頂けたらと思います。

尚、遠隔操作を行なうには裏ROMかつ遠隔装置が必要であるため、読解力のある方には申し上げるまでもないでしょう。
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