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【402】

RE:近頃どこもサッパリやねぇ

コンビニ (2006年11月03日 17時04分)
>今年のパチンコは楽しめたでしょうか!
特に今年は楽しかったですね。パチ屋さんの変化を楽しめる1年でした。パチ屋さんの行動の早さに驚かされます(換金率の変更やイベント等)。
これは、店間でのお客の移動が激しいからと推測します。またその原因は客単の高さにあると考えます

スティグラー(経済学者)の研究に、「単価の高い商品ほど、より広範囲に渡って同一に近い価格になりやすい」というものがあります。これは、お客の価格検索コストに由来します
例えば、自動車や家具のような単価の高い商品を購入したい消費者は少しでも安い商品を求めてあちこちのお店を回るわけです。その結果、広範囲のお店で同一に近い価格に納まるわけです
逆に、つまようじのような単価の安い商品は消費者が探し回りません。価格検索コストが商品の価格差をすぐに上回ってしまうからです
ですから、近いお店でも価格差が発生しやすいわけです(注

このことは、今の客単が高くなったパチにも言えます
以前、私は「出店規制地域とそうでない地域で、サービス対価格に差を感じない」と申し上げました
これは上記のことが原因であると推測します。即ち、客単が高いが故にお客は出店規制地域を越えてあちこちのパチ屋さんを巡るわけです
相対的に価格検索(移動)コストが小さ過ぎるから、このような現象が起こるわけです

今後、ハネデジの増加と伴に客単が低くなってくると予想します
またこのことは、きちんと宣伝さえすればパチ入門者と失ったお客を呼び戻せることを意味しております

客単が低くなると伴に、上記の理論によってお客の移動範囲も今よりは小さくなるでしょう
パチ屋さん側から見れば、遠くからお客が来にくくなるわけです
これは、その地域のお客さんを確実にリピータへと育てる必要に迫られることを意味しています
このことを言い方を変えれば、「地域密着型営業」ということになります
即ち、客単の低さと地域密着には密接な関係があるということです。客単の高い地域密着型営業には論理矛盾があるということです

但し、奈良県の場合は少し事情が複雑だと思います。
ご存知のように奈良は全国屈指の貯蓄率を誇る県であります。お金を沢山持っているわけです
以前に「人にとって相対的に沢山持っているものが価値が低く、少ししか持っていないものが価値が高い」と申し上げました
当然、奈良県民にとってお金の価値は低いわけであります。もちろんこれは一般論です。私などはお金の価値の高い貧乏人であります

そういう人が価値の低いお金をパチのような遊戯につぎ込んで負けていたとしても、それは理に適っております
どんな商売人でも、お客が出しても良いと思う最大価格で商品を販売したいと願うものであります
場合によっては、例えばお店周辺に富裕層の方々が沢山住んでいらっしゃる場合などは、客単を高くする(ハネデジを導入しない)方が利に適っているわけです
これは、そのお店が高換金率の場合、地域密着型営業できないことを意味しております。結果としてできないわけです
何故なら、客単が高いが故に遠くからのお客を積極的に呼び込んでしまうからであります
低換金率の場合は、客単がそれほど高くならないので地域密着型営業は可能と思います

これは極端な場合でありますが、奈良県の場合は大抵の地域で多かれ少なかれ富裕層の方々がいらっしゃるでしょうから、
一部の都市地域や駅前以外では、本当に純粋な意味での地域密着型営業はできないのかもしれません


※注
スティグラーはこの仮説に立ち、米国内で実際にデータを取って自らの理論を実証しました。理論と実証にバランスの取れた稀有な経済学者といえます

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【403】

RE:近頃どこもサッパリやねぇ  評価

コンビニ (2006年11月04日 09時14分) ID:MiCzFiVj

今年を総括するにはまだ早いかもしれませんが、将来今年を振り返ったときパチ業界にとって節目の年になるだろうと思います
V字回復を望みたい。またそうならねばなりません

>ハネデジ一挙40台入れた店に、とりあえずアッパ レです。
たしかに「お見事!」ですね。たぶんお隣トピのライバル店のことだと思います
両方とも、昔一度だけ行ったことがありますが、「愛のむち」とは言え当該トピのお店が過小評価されすぎているように思います
その時はたまたま勝たせてはもらえませんでした(止め時を誤ったのが敗因)が、新顔でもしっかり遊ばせてくれるお店でしたね

ハネデジが起爆剤になると予想します
ただ残念なのは、それがパチ屋さんの外部から派生していると見られる節があることです
いつの日か、日々お客の姿を見ているパチ屋さん自身がイニシアチブを取ってもらいたいものです

機種メーカ−パチ屋さん−お客 とあったときに、真中のパチ屋さんが業界内で弱い立場というのは本来の姿ではありません

パソコンの場合でも、ハード−OS−アプリ の真中にあるOSを握った会社(マイクロソフト)が強い立場なのです
流通の世界でも、製造者−問屋−小売業者−消費者 の真中にいる問屋、小売業者が強いわけです。結果として消費者を見方に付けた小売業者が問屋を打ち負かしたわけです
派遣の世界でも、発注者−派遣屋−派遣者 の真中にいる派遣屋が強い立場です

真中にあるものは、両側からの情報をダイレクトに取得できますから業界内では圧倒的に有利な立場なわけです
賢明なパチ屋さんがこのようなことに気付いていないとは思えません。何らかの事情で、わざと今だけ気付かないふりをしているのかもしれません

話を元に戻します。
問題は「ハネデジ」が何たるかをパチ入門者は知らないということです
私はこのネットの普及以来、新聞というものをとったことがないので、パチ屋さんのチラシを見たことがありません
もし無ければ入門者に向けたメッセージも盛り込んでもらいたいですね。ガセ広告ではなく、れっきとした根拠があるわけですから

北部の某店で「変わったんや」の一言ポスターを拝見しました
何が変ったのか具体性に欠けることは言うまでもありませんが(広告作成者のインパクトテクニック?)、その意識をお持ちであることは高く評価できると思います(変るのは自己否定ですから辛いものです)
口にすることによって、行動も変化するであろう、あるいはしてるからです
(実際、スー海の島は稼働率高く箱も積んでいました。私もどさくさに紛れて勝たせてもらいました)
ここでも、パチ入門者に向けての「変わったんや」Part2をお願いしたいものです

最後に、
近年、廃業するお店・新規開店するお店が出てきておりますが、それは業界がまだまだ見込みがあるという意味だと思います(業界の新陳代謝)
廃業は悲しいことですが、一度廃業しても業界が回復してからまた再度参入すれば良いのです
外に身を置けば「岡目八目」ということもあります。私がここでいろんなことを書けるのもこれがあるからです
パチ屋経営の経験ある人が外から見れば、もっと色々なことが見えてくると思われます
これからの時代は敗者復活が当たり前、動的なものの考え方が当然の時代になると予想します
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