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【364】

RE:近頃どこもサッパリやねぇ

コンビニ (2006年10月22日 06時30分)
さて、熊本のお店の自虐的な広告の件ですが、
これには一定の限界があると思います。「背水の陣」の意味合いです
良く似た事例に、先日も取り上げたセガのドリームキャストのテレビCMがあります
当時、有名になったセガのY専務がリヤカーにドリームキャストの在庫を山積みにして売り歩くシーンとか
「セガってダセーよなぁ〜」と子供に言われるシーンは爆笑ものでした。ほかにも沢山のバリエーションがあったはずです
たしかに話題になり知名度は上がりましたが、それに応じた購買欲をそそったかというと甚だ疑問に思います
「広告」というよりは「売名」であると考えます

「売名」は戦略的にかなり限定された目的で使うものだと思います
でないと、いずれはお客に見透かされてしまいます。その場合、逆効果にすらなる恐れがあると考えます
「1度は入店してみたいと思っても、2度も入りたくはない」の意味です
かなりリスキーであると言えます。だからこそ「背水の陣」なのです

一度来店したお客をリピータに振り向ける配慮が他のお店よりも一層求められると思います
それがないと、いつまでも自虐的な広告を続けなければなりません
リピータが十分に増えた時点で、自虐的な広告の縮小→自虐のない面白広告の拡大 だと思います

「売名」で一時的に簡単にお客を集めてその部分楽できても、それに帳尻を合わすように別の部分でシンドイ思いをしないといけないわけです
この「シンドイ思い」は本当にシンドイと予想できます
何故なら、それが嫌だから他の店はこのような「売名」をしないからです

なんだか批判的なことばかり書きましたが、私はそのような創意工夫・人のやらないことをするお店が大好きです。月並みな言葉ではありますが、頑張ってほしいと思います


話は変りますが、以前にNHKの特集番組で外国為替の変動相場制を発案した人が紹介されておりました
フリードマン博士(経済学者)がそれを擁護する論文を書いたのですが、この博士はシカゴ育ちでシカゴのお国自慢(ちなみにシカゴは大阪の姉妹都市です)

シカゴには面白い発想をする人が沢山出てくるそうです。ですが、そのほとんどが具にもつかないく下らないバカみたいなものばかりだそうです
ところが中には、世の中の仕組みを変えてしまうほどのもの凄い発案をする人がたまに現れるとのこと
その一人がこの外国為替の変動相場制を発案した人だというのです

私は1つの名案が生まれるためには99個の愚案?が必要なのだと思います
こういった面白いことをするお店が沢山出てきたら、中にはパチ産業の歴史を変えてしまうようなもの凄いことを考え付くお店が出てくると思います

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RE:近頃どこもサッパリやねぇ  評価

ドンジャラ (2006年10月23日 02時25分) ID:KmNxSnGy

>「1度は入店してみたいと思っても、2度も入りたくはない」の意味です
>かなりリスキーであると言えます。だからこそ「背水の陣」なのです

そうですねぇ。
だからこそヤル気が感じられるんでしょうね!

>「売名」で一時的に簡単にお客を集めてその部分楽できても、それに帳尻を合わすように別の部分でシンドイ思いをしないといけないわけです
>この「シンドイ思い」は本当にシンドイと予想できます

確かに・・・。私がそこの店員だったらと考えてみると恐ろしいです。。。
【365】

RE:近頃どこもサッパリやねぇ  評価

コンビニ (2006年10月22日 06時32分) ID:QdVnDtHu

私もこのサイト拝見しました。爆笑ものですね。近ければ一度は訪ねてみたいお店です
広告には沢山の手法がありますが、お金をかければそれだけの効果を期待できると思います
一番効果的なのはテレビCMでしょうが、コスト面を考えるとどこでも真似のできることではありません
お金をかけない範囲でなんとかインパクトのあるものをという「知恵」で解決されようとしているのだと思いました

一般に、パチ屋さんの広告には異業種とは異なる難しい面があると思います
例えば、スーパーマーケットのちらしの安売り広告を見て買い物に行けば、たとえお客が自分だけであったとしてもその表示価格で確実に購入できます
パチ屋さんの場合は、その広告で沢山のお客が集まった場合にはそれに応じただけのサービスが期待できますが、集まらなかった(稼動が低い)場合にはそのことが理由でそれに応じただけのサービスが期待できません(少なくともお客はそう判断します)
所謂「ガセイベ」となってしまいます(注1
お客の動向次第なわけです

需要が高ければサービス価格も高くなり、需要が低くければサービス価格も低くなるのはパチ屋さんに限らず当然のことであります
但し、パチ屋さんのようなランニングコストの高い業種では価格に強い下方硬直性があります
即ち、需要が低くなってもそれほどには価格は低くならない(できない)わけです

更に問題を複雑にするのは、席待ちが出るほどにお客が集まりすぎる場合です。これもまた「ガセイベ」になる可能性が高いと言えます(注2
何故なら、お客の回転を良くするために出さなくしたほうが利益に適っているからです
それに、席待ちしているお客さんから見れば、出まくっていて誰も席を立ってくれないのは困ったことです。せっかく来店してくれた席待ち客にもサービスを提供すると言う意味でも良いことです
またこういう状態には「行列のできるラーメン屋さん」と同種の効果が期待できます。そのようなラーメン屋さんは少なくとも初期においてはわざと席数を増やさないと思います
何故なら、その行列自体に宣伝効果があるからです。ですが、いずれは席数を増やすと予想できます。その行列を銀行マンが見れば、担保の範囲内目いっぱいに融資したくなるからです

出店規制のある地域で、もしそのようなパチ屋さんがあるとするなら、それはそのパチ屋さんの意思とは関係無くその効果が持続してしまうことになります
何故なら、席数や別棟店舗を増やすことが強制的にできないからです

※注1,2
これらはパチ屋さんがイベントを短期的な販売促進手段と捉えている場合の仮説です
中長期的な経営戦略の一環として捉えている場合には、「ガセイベ」になるとは限りません
定期イベント・曜日ごとの機種別イベントなどはこれに相当すると思います
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