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【7678】 | RE:天啓の殺意 ドウコク (2013年09月15日 22時30分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >それにしてもほうれん草、こちらでも一束238円でした、これはとても手が出ません。 何かあったんでしょうか。 それとも、もともと夏場はこんなものなのかも。 高いと言えば、みゆりんさんも言っていたサンマ。 今日は安売りで198円。 でも、誘惑に負けて、昼に食べました。 お味は……久しぶりに食べたので「美味い」!としか。 細かい違いまでは分かりません。 >バラ売りしてないですね、かなり割高になるとは思いますけど。 きょう見たら、5袋入りで378円でした。 こちらも、商品の写真がいかにも美味しそう(特に醤油味のスープ!)なので、困っています。 >確かに『最後の喫煙者』はそれなりに面白かったです。が、何と言うかストレートすぎて、捻りが足りない気がしました。 >その辺りは、やはりミステリ作家との違いなのでしょうかね。 まあ、筒井氏はミステリ作家ではなく、エンターテインメント作家だと思います。 他に注意すべき点で、例えば「ベトナム観光公社」のように、発表当時は時代情勢からセンセーショナルで物議を醸したらしい作品でも、 今(というか、私が読んだ20年前でも既に)読めば、「?」にしか過ぎないようなのも、ありますので。 さて、中町信氏「天啓の殺意」。 >その通りだと思います。そんな時代に発表されたがゆえに受け入れられなかった悲劇。 >それが今になってようやく土壌がしっかりしていたこともあり、予想を上回るヒットになったんでしょう。 これについては、本作に収録されている作者のあとがきで、妻に愚痴をこぼした、とあります。 その際、「きっと、あなたの作品はいずれ評価される日がくる。」と予言されたそうですが、 それは当たったようです。 ただし、その時期は本人も奥さんも、既にこの世になかったようで。 どうやら、創元推理文庫の方では、中町氏の作品群を「殺意」シリーズで売ろうとしているようですけど。 この作品に関しては、もとのタイトル(「散歩する死者」)からの改題の、「天啓」は失敗だったと感じます。 (確かに、作中それに関する記述はありますが。) このタイトルが、更に地味に感じさせるような。 ところで、曽根圭介「藁にもすがる獣たち」は、お読みでしょうか。 |
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【7682】 |
メルカトル (2013年09月15日 23時48分) |
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これは 【7678】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >何かあったんでしょうか。 それとも、もともと夏場はこんなものなのかも。 特に何かあったわけではないんでしょうが、やはり旬ではないので、希少価値ということじゃないですか。 まあ特に食べたいとも思わないので、しばらく我慢すればいいんじゃないかと思っていますが。 >高いと言えば、みゆりんさんも言っていたサンマ。 今日は安売りで198円。 うわっ、それは高いんじゃないですか。破格といってもいいくらいでしょう。 しかし、サンマも塩焼きは美味しいですからね、それなりに需要はあるとは思いますけど。 もう少ししたら、安くなるとかはないんですかね。 >きょう見たら、5袋入りで378円でした。 まあそんなものでしょうね。こちらでは338円くらいです、そこそこ安いのではないでしょうか。 バラ売りはしないんじゃないかな、マルちゃん正麺は確かバラで売っていた気がしますけど。 >こちらも、商品の写真がいかにも美味しそう 味噌味と塩味はともかく、醤油味は食べてみたいですね。それにしてもあのパッケージはいかにもそそられる写真を使っていますね。 濃厚そうなスープがまたいいんでしょう。 >まあ、筒井氏はミステリ作家ではなく、エンターテインメント作家だと思います。 そうですね、一応ジャンル分けすればSF作家でしょうが、まあエンターテインメント色の濃い作品が多いのかもしれませんね。 しかし、まだ3作しか読んでいないので、ほとんどその魅力は分かっていないと思います。 >これについては、本作に収録されている作者のあとがきで、妻に愚痴をこぼした、とあります。 それは決して作者のおごりとかではなく、本当の心の声だったのだと思います。 何故この斬新なトリックに読者は気づいてくれないのか、悩んだでしょうね。 それだけ自信のあるトリックだったのだと思いますよ。 >その際、「きっと、あなたの作品はいずれ評価される日がくる。」と予言されたそうですが こうして日の目を見る時が来てよかったですね。 残念ながら、遅すぎたかもしれませんけど。 それにしても、奥さんも多分に慰めで言った可能性もあると思いますが、でも信じていたと思いたいですね。 >この作品に関しては、もとのタイトル(「散歩する死者」)からの改題の、「天啓」は失敗だったと感じます。 ほぉ、原題は『散歩する死者』ですか。悪くないですね、私もそちらのほうがタイトルとしては好みです。 うむ、確かにそそられるものがある香りがします。 >このタイトルが、更に地味に感じさせるような。 おっしゃる通りですね。創元推理の狙いも分かりますが、ここは原題のまま売り出した方が良かったかもしれませんね。 >ところで、曽根圭介「藁にもすがる獣たち」は、お読みでしょうか。 これね、私も新刊のコーナーに並んでいるのを見て、やや迷いましたが、結局買いませんでした。 気になっている作品であるのは間違いないので、ドウコクさんの書評が楽しみです。 それによっては、購入に踏み切る可能性も十分ありますね。 ではまた ^^ |
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