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【7334】 | RE:黒祠の島 ドウコク (2013年06月28日 23時01分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >昔はクーラーなんかなくても、我慢できたんですけどね。 無くても我慢できたのは、きっと気温が今ほど高くなかったからだと思います。 子供の頃、夏休みには「心霊写真特集」なんかを喜んで見ていたのですが、 それが放映されるのは、お昼時。 でも、暑くてかなわん、といった記憶は無いので。 >いや、そういう自由な発想が自分にはなかったから、私の絵は芸術ではないと考えたんですよ。 エライ生真面目に考えはったんですね。 絵を芸術と考えるとは、凄い。 いや、芸術なんですけど、学校で描く絵は遊びだとばかり思っていました。 だから私は、描くことは楽しかったです。 >なんだか、一目置かなければいけないような気になるんですね。 同感です。 ですから、密かに自分で練習して上手くなってやろうと思ったのですが、あえなくすぐ挫折。 さて、小野不由美氏「黒祠の島」、つづき。 >おぼろげな記憶ですが、私には何もかもがチンプンカンプンだったような気がします。 おや、「顔のない死体」の方もですか。 まあ、でも、分かる気はします。 これもネタというか発想は良かったと思います。 ですが、率直に言って説明が下手で、分かりにくい。 伏線も張ってはいるのですけど、後から「あっ」と思えるような鮮やかな書き方ではなかったし。 この辺は、読者にそう感じられても仕方のない記述だったと思います。 >そう言えば、「風車のある家の風景」というのは記憶にありますね。 >まあ雰囲気づくりとしては良かったんでしょうけど、それだけで終わってしまっては意味がないですね。 正直、途中までは「この作品は、映像に向いているぞ。」と感じていました。 特に、風車が良い小道具になりそうで。 でも、結局、出てきただけ。 実は風車が回っている時間帯なのに、「止まっていた」と証言してアリバイが崩れるとか、 ラストで、風車で犯人が自決、あるいは最後の殺人を完成させるとか、 素人目にも、いくらでも使いようはあったのに、と感じさせるのが、残念です。 |
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【7336】 |
メルカトル (2013年06月28日 23時53分) |
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これは 【7334】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >無くても我慢できたのは、きっと気温が今ほど高くなかったからだと思います。 そうですね。昨今のように連日猛暑日という訳ではなかったんでしょう。 暑くてもせいぜい32、3℃くらいだったんじゃないかなと思います。 >子供の頃、夏休みには「心霊写真特集」なんかを喜んで見ていたのですが お昼にそんな特集、やっていたんですね。私が子供の頃は再放送のアニメばかり見ていたような気がします。 放送していたのは午前中だったので、全く暑いとは思いませんでした。 今でもその傾向はありますが、暑い日でも午前中は結構涼しかったりしますからね。 >いや、芸術なんですけど、学校で描く絵は遊びだとばかり思っていました。 だから私は、描くことは楽しかったです。 そうして気楽に構えることが出来なかったので、あまり楽しいと思ったことはないです。 でも、自分の描いた絵が完成に近づいていくにつれて、高揚感を覚えたことは何度もありますよ。 楽しいというより、喜びに近い感情だったでしょうか。 >ですから、密かに自分で練習して上手くなってやろうと思ったのですが、あえなくすぐ挫折。 自分では今でも下手だと思っていますが、小学生の時に褒められたことがあって、随分嬉しかった記憶があります。 それにしても、なかなか自分のクセは直らないものですね。 勿論、自分では丁寧に書くつもりはあるのですが、頭で思っている理想の字とは似ても似つかぬ代物になってしまうのは何故なんでしょうねえ。 >おや、「顔のない死体」の方もですか。 いやもうね、そんなトリックが使われたいたことすら記憶にないんですよ。 そうですか、「顔のない死体」ね、やはりこの作品の場合、一生懸命読むことに必死になって、逆に内容のほうは印象に残っていないというのが実際のことろなようです。 >伏線も張ってはいるのですけど、後から「あっ」と思えるような鮮やかな書き方ではなかったし。 小野女史の場合、何と言うか書き慣れた感じがしないんですよね。 プロの作家としては、極めて読み難い部類に入る人なんじゃないかと思うんです。 綾辻氏に見初められただけあって、なかなか聡明な美人らしいですけど。 ああ、無論私はどんな女性なのか、その容姿は知りませんよ。 >でも、結局、出てきただけ。 せっかく絵になりそうな小道具だったのに、重要な役割をしているわけでもなかったのは残念でしたね。 その辺りは、残念ながら本格ミステリを書き慣れた作家ではなかったのがネックになったようですね。 もう少しこなれた文章で、砕けた感じで描かれていたら、私の評価ももう少し違ったものになっていたと思います、その点はやや勿体なかった気がします。 もう一度じっくり読み込めば、本作の良さが分かるのかもしれませんけどね。 ではまた ^^ |
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