返信元の記事 | |||
【7246】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語... ころころ (2013年06月10日 10時53分) |
||
メルカトルさん、皆様、こんにちは〜。 今日は、先日メルカトルさんから感想をといわれておりました数冊、 これを本当にサワリだけですが、書きにまいりました。 実は、ほとんどを会社の方に貸したままになっていて まだ手元に戻っていないので、思い出しながらの書き込みでは 心もとないかなあと思い、控えておりましたが、 どうもまだ戻ってきそうにないため、はなはだ簡単ですみませんが 書くことにいたしました。お許しを。 今回はこのふたつ。 ●カラット探偵事務所の事件簿 探偵事務所とはいえ、「謎解き」を専門としてしか仕事を受けないという、 風変わりな探偵役の「古谷」。 元新聞記者としてバリバリ飛び回り身体を壊したのをきっかけに前職を辞した 「井上」を助手として雇い、ふたりで日常の謎解きをして行きます。 文体は井上の一人称。 なぜなら、事件簿のタイトルが示すように、井上が各事件を 記録して行くという設定になっている為です。 古谷は頭が切れる割にメカ音痴で携帯電話すらかけられないというキャラで その不備を井上が補って行きます。 1話完結の短編連作の形を取られていて、ひとつひとつの事件や謎が 浅い・深いはあるにせよ、なかなか面白く描かれていて私は好きでしたね。 この古谷と井上の不思議で微妙な関係も、読み進めて行くうちに 「え!井上ってそうだったの〜〜?」なんて、キャラ同士のストーリーも あり、それも面白く読めた要素かもしれません。 ●喫茶タレーランの事件簿 舞台は京都。 学生の多い街にひっそりとある珈琲店の女性バリスタが 安楽椅子探偵の役になります。 思考に入るとコーヒーミルで豆を挽き始め、解決すると 「この事件、たいへん美味しく挽けました」という決まり文句で 謎解きを語り始めます。 これも日常の小さな謎解きを主体としていますが、 伏線に主人公へのストーカーや常連客の「アオヤマ」との ラブストーリー的なものもあり、ミステリーのくくりでなくてもいいかな? なんて思いました。 店の女主人と男性のパートナーの設定は少し「ビブリア古書堂の事件手帖」に 似てるなあと思いました。 1冊完結なのですが、私的にはそれほど面白かったとは言えないかな。 キャラ好きな私があんまり魅力を感じませんでしたね。 あとの本はまた後日ということでご容赦ですm(_ _)m では、また(^^)ノ |
■ 9,999件の投稿があります。 |
【7249】 |
メルカトル (2013年06月10日 22時48分) |
||
これは 【7246】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、こんばんは。 >どうもまだ戻ってきそうにないため、はなはだ簡単ですみませんが >書くことにいたしました。お許しを。 わざわざすみませんね、私の我が儘に付き合っていただいて。 そうですか、会社で本の貸し借りをしておられるんですね。とても結構なことだと思います。 共通の話題もできて、コミュニケーションを取る手段としても有効でしょう。 >「井上」を助手として雇い、ふたりで日常の謎解きをして行きます。 やはり日常の謎ですか。まあ事件簿とくれば、日常の謎を解くパターンが多いですね。 私もこのジャンルが決して嫌いではないので、お薦めとあれば購入も視野に入れたいと思っています。 >古谷は頭が切れる割にメカ音痴で携帯電話すらかけられないというキャラで なるほど、そうですか。 まるで猫丸先輩のようですね。まあこの猫丸先輩の場合はもっと酷くて、自分の部屋の蛍光灯が切れてしまい、一週間程、夜はろうそくか懐中電灯で過ごしたというツワモノであります。 >「え!井上ってそうだったの〜〜?」 ほぉ、それはなかなか興味深いですね。 何か秘密が隠されているわけですか、その井上という記述者に関しては。 うーん、やはりそそられますねえ。 >舞台は京都。 ほぉ、それは良いですね。懐かしい・・・ 私の知った地名も出てくると嬉しいですね。 >「この事件、たいへん美味しく挽けました」という決まり文句で >謎解きを語り始めます。 フフ、なかなか面白い趣向ではありませんか。 コーヒー豆を挽きながら事件の謎を解く、いろいろ考えますね。 アイディアは悪くないと思いますが。 >ラブストーリー的なものもあり、ミステリーのくくりでなくてもいいかな? やはりミステリとしては弱いようですね。 予想通りです。いわゆる二番煎じ的な感じを受けましたが、意外にもそうでもなさそうなので安心しました。 でも、やっぱりイマイチでしょうか。 >キャラ好きな私があんまり魅力を感じませんでしたね。 人間が描けていないんでしょうか。 これはやはりパスさせていただきます。 >あとの本はまた後日ということでご容赦ですm(_ _)m またよろしくお願いします。 急ぎませんので、いつでも結構ですよ。 ではまた ^^ |
|||
© P-WORLD