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【5939】 | RE:スロウハイツの神様 メルカトル (2012年04月12日 22時59分) |
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ドウコクさん、こんばんは、昨日は失礼しました。 >ただ、当時、薬師丸ひろ子が演じるのはこの役だろうなと、見当がついたくらいです。 薬師丸ひろ子も当時は若かったですし、アイドル的存在でしたので、ある程度役柄も限定されていたように思います。 汚れ役とかはとても考えられないような、清純派というわけでもないですが、やはりデビュー作の『野生の証明』の少女のイメージが強いですからね。 >2時間ドラマの原作にするには惜しい出来だったように思います。 なるほど、それほど軽い作風ではないわけですね。 私もどちらかというと重厚な印象を持っていますが、暗い感じではなかったと思います。 本格派でないのはなんとなく分かりますが、格調が高いような気はしていました。 それはおそらく、映画のキャスティングから来るイメージだと思います。 映画は確かTVで観たと思うんですけど、何しろ昔の話ですので、内容はほとんど覚えていないんですよね。 >掲示板や雑誌の投稿を見ていると、結構な数の人が映像を収めていそうな気がするのに。 やたら携帯を弄っていて、パチンコ屋に何しに来たのか分からないような人もたまに見かけますが、パチンコを打っている最中まで、そんなに携帯が気になるものでしょうかねえ。 それでも写メを撮っている人は一度も見たことがありません。 多くの客に囲まれて、写メを撮るのはさぞかし勇気がいると思いますが、それも慣れでしょうか。 >セグの確認のためでしょう。 潜伏を拾うためには、携帯は必需品でしょうね。 しかし、古い考えかもしれませんが、私はパチンコに潜伏は必要ないと思います。 それにより一部の熱心なパチンカーばかり恩恵を受けるのは、よくない傾向じゃないでしょうか。 朝一から打てない人間のひがみではありませんが、朝一番に潜伏を探し当てて、安いお金で大当たりをゲットする、それが正しいパチンコの在り方とは私には到底思えません。 >ですが、最終章で私はビックリしました。 大げさに言うと、度肝を抜かれた感じ。 >そして、感動しました。 ほぉー、それは気になりますね。 ミステリに限らず、度肝を抜かれるというのは、読者にとって得がたい体験だと思いますし、しかも感動できるというのであれば、言うことありませんね。 >実は、最終章に入るまで、本作への私の印象はあまり良くなかったのですが、最後で大きく変わりました。 確かにそういった作品ありますよね。 で、結局その作品に対して最終的には好印象を抱く事になる。 分かりますよ、そのお気持ちは。 私も過去にそんな作品に出会った経験が幾つかあります。 強く印象に残るんですよね、必ずしもラストでなくても、強烈などんでん返しや、世界が反転するような仕掛けやトリックを弄した作品は。 > トラブルなども含めた日常の出来事。 > そこに、各人の過去などが錯綜し、新たな展開が生まれる……。 うーん、最終章に入るまでは、確かに少々退屈しそうな感じを受けますね。 果たしてこの短いとはいえない物語を、どう引っ張っていくのかが、作者の腕の見せ所なのでしょうが、その点はいかがだったでしょうか。 やはり中だるみとかはあったのでしょうかね? ではまた ^^ |
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【5943】 |
ドウコク (2012年04月13日 22時36分) |
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これは 【5939】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 まずは、PCの復調よかったですね。 それにしても、昔のドツいたら映りが良くなるようなテレビなどと違い、 精密機械のPCなど、一度ダメになったらもうお終い、と私は覚悟しています。 >なるほど、それほど軽い作風ではないわけですね。 「Wの悲劇」、何やらTVドラマで4月から本格的にやるみたいですね。 今朝の新聞広告で、新装版の発売と共に宣伝がありました。 10回ほどの回数となると、少し不安な気がします。 >やたら携帯を弄っていて、パチンコ屋に何しに来たのか分からないような人もたまに見かけますが、 ズバリ、通常時がヒマだからでしょう。 気持ちは分かります。 今のパチ機、予告等が複雑になり退屈感を消そうとしているのでしょうが、逆にそのことで却って面白くなくなっていると思います。 海なんか、リーチの度に「魚群、出ろ」と楽しみがあるのですが。 さて、辻村深月氏「スロウハイツの神様」。 書き忘れていましたが、本作は、HMGの第25の使徒IIさんのご紹介によるものです。 >やはり中だるみとかはあったのでしょうかね? これはですね、中だるみというよりも、理解しづらい部分が所々あったので、 私の場合はキツイ、と感じることがありました。 例えば、 このアパート「スロウハイツ」から去ってしまう人のエピソード。 なぜ、そこを出なければならなかったのか、その理由が私にはよく分かりませんでした。 また、家主(女性)が彼氏と「喧嘩した」という描写の部分。 ここは私から言わせれば、「喧嘩」などではなく、女性が一方的にキレているだけ。 しかも、その怒っている理由が、私には全くチンプンカンプン。 「それって怒るべきことなのか?」 責められている男性が、可哀そうなくらい。 そんな風に、今イチ内容が飲み込めない部分のために、途中がしんどく感じたのです。 ただ、客観的に「中だるみ」という面だけで言えば、本作でそれは無かったように思います。 そうなりそうな時に、適度に何かが起こって、続きが気になる作りだったのではないでしょうか。 |
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