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【5932】 | スロウハイツの神様 ドウコク (2012年04月11日 22時39分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >主演の武井咲が二役を演じているのは、原作にはない点ではないかと思うのですが。 「Wの悲劇」、私もかなり記憶の彼方なので、そういう役どころがあったかどうかすら思い出せません。 ただ、当時、薬師丸ひろ子が演じるのはこの役だろうなと、見当がついたくらいです。 >それが必ずしも悪いというわけでもないですし、ただ原作が安っぽくなってしまう、という意味であれば残念ですが。 まあ、それほど格調高い本格派のミステリというわけでも無かったような気がしますが、 2時間ドラマの原作にするには惜しい出来だったように思います。 >私が知る限りでは、携帯でプレミアなどの映像を写メしているのを見たこともありませんし。 そうですね、意外と見かけないですよね。 掲示板や雑誌の投稿を見ていると、結構な数の人が映像を収めていそうな気がするのに。 ただ、潜伏のある機種など、若い人はほとんどが携帯をスタンバイさせています。 セグの確認のためでしょう。 さて、本日より、辻村深月氏「スロウハイツの神様」。 >あまりミステリっぽくなさそうですし はい、この作品はミステリではありません。 ですが、最終章で私はビックリしました。 大げさに言うと、度肝を抜かれた感じ。 そして、感動しました。 実は、最終章に入るまで、本作への私の印象はあまり良くなかったのですが、最後で大きく変わりました。 概要は、 「スロウハイツ」というアパートに住む、若きクリエイターたち(脚本家、小説家、マンガ家、画家など)の間で起こる、 トラブルなども含めた日常の出来事。 そこに、各人の過去などが錯綜し、新たな展開が生まれる……。 いってみれば、現代版トキワ荘物語、といった風情です。 |
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【5939】 |
メルカトル (2012年04月12日 22時59分) |
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これは 【5932】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは、昨日は失礼しました。 >ただ、当時、薬師丸ひろ子が演じるのはこの役だろうなと、見当がついたくらいです。 薬師丸ひろ子も当時は若かったですし、アイドル的存在でしたので、ある程度役柄も限定されていたように思います。 汚れ役とかはとても考えられないような、清純派というわけでもないですが、やはりデビュー作の『野生の証明』の少女のイメージが強いですからね。 >2時間ドラマの原作にするには惜しい出来だったように思います。 なるほど、それほど軽い作風ではないわけですね。 私もどちらかというと重厚な印象を持っていますが、暗い感じではなかったと思います。 本格派でないのはなんとなく分かりますが、格調が高いような気はしていました。 それはおそらく、映画のキャスティングから来るイメージだと思います。 映画は確かTVで観たと思うんですけど、何しろ昔の話ですので、内容はほとんど覚えていないんですよね。 >掲示板や雑誌の投稿を見ていると、結構な数の人が映像を収めていそうな気がするのに。 やたら携帯を弄っていて、パチンコ屋に何しに来たのか分からないような人もたまに見かけますが、パチンコを打っている最中まで、そんなに携帯が気になるものでしょうかねえ。 それでも写メを撮っている人は一度も見たことがありません。 多くの客に囲まれて、写メを撮るのはさぞかし勇気がいると思いますが、それも慣れでしょうか。 >セグの確認のためでしょう。 潜伏を拾うためには、携帯は必需品でしょうね。 しかし、古い考えかもしれませんが、私はパチンコに潜伏は必要ないと思います。 それにより一部の熱心なパチンカーばかり恩恵を受けるのは、よくない傾向じゃないでしょうか。 朝一から打てない人間のひがみではありませんが、朝一番に潜伏を探し当てて、安いお金で大当たりをゲットする、それが正しいパチンコの在り方とは私には到底思えません。 >ですが、最終章で私はビックリしました。 大げさに言うと、度肝を抜かれた感じ。 >そして、感動しました。 ほぉー、それは気になりますね。 ミステリに限らず、度肝を抜かれるというのは、読者にとって得がたい体験だと思いますし、しかも感動できるというのであれば、言うことありませんね。 >実は、最終章に入るまで、本作への私の印象はあまり良くなかったのですが、最後で大きく変わりました。 確かにそういった作品ありますよね。 で、結局その作品に対して最終的には好印象を抱く事になる。 分かりますよ、そのお気持ちは。 私も過去にそんな作品に出会った経験が幾つかあります。 強く印象に残るんですよね、必ずしもラストでなくても、強烈などんでん返しや、世界が反転するような仕掛けやトリックを弄した作品は。 > トラブルなども含めた日常の出来事。 > そこに、各人の過去などが錯綜し、新たな展開が生まれる……。 うーん、最終章に入るまでは、確かに少々退屈しそうな感じを受けますね。 果たしてこの短いとはいえない物語を、どう引っ張っていくのかが、作者の腕の見せ所なのでしょうが、その点はいかがだったでしょうか。 やはり中だるみとかはあったのでしょうかね? ではまた ^^ |
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