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【4541】 | RE:作者不詳 ドウコク (2011年06月03日 22時39分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >その意味では1、2階のほうが便利とも言えますが、やはりセキュリティ面では不安ですね。 女性などは、洗濯モノの心配をしないといけないと思います。 男は、そんな心配をしないで良いから、その点は楽ですね。 >別に架空の時代にする必要性があったとはあまり思えませんが、どんな意図があったのでしょうか。 私は、単に、歴史的考証にミスがあっても(その時代には無いはずのものを書いてしまった、とか)、訂正の必要が無いから便利、 だと思っていました。 そんなことに余計な気を遣わずに、トリックなども考えやすいのでは?、とも漠然と考えていました。 三津田信三氏「作者不詳」、つづき。 前回までで批判はやめて、私も、 >自分の読解力の限界を感じてしまうような結果になってしまっているのが悔しくもあります。 と、同じように感じている、で止めておくつもりだったのですが。 >私もそれ程三津田氏の作品を読んでいる訳ではありませんが、全体的に読みづらい印象は常に付いて回っています。 これに勢いを得て、今日も批判を。(笑) まあ、本作というより、三津田氏についてですが。 「首無の如き祟るもの」、私も読みづらく感じましたよ。 それは、以前にもお話しした通り、「妖怪・首無は一つ(?)で充分。 その方が、話がスッキリする。」、 「警察官たちの推理の部分は、無駄。 『どうせ、関係ないだろうに。』と感じながら、読むのが苦痛。」、 などのように、冗長としか感じられない部分が、見受けられます。 私が同作品に高評価を与えているのは、やはりトリックの部分で、です。 同じく、長くて無駄に思えるようなエピソードの挿入でも、その点は、京極氏なんか上手いと思いますね。 そういった意味で、三津田氏、私の中では、実は「ズバリ、記述の仕方が下手」という評価を、本作で下すことにしました。 (三津田ファンの方、ごめんなさい。) ↑ ああ、書くつもりは無かったのに、やっぱり書いてしまった……。 でも、これが私の本音。 |
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【4543】 |
メルカトル (2011年06月03日 23時24分) |
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これは 【4541】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >女性などは、洗濯モノの心配をしないといけないと思います。 そうですよね、でも例えば下着は部屋干しにするとか、女性も色々工夫しているのではないかと思いますけどね。 しかし、日中でも目に付き難い場所に建ってるマンションなんかは狙われやすいのは間違いなさそう。 >私は、単に、歴史的考証にミスがあっても(その時代には無いはずのものを書いてしまった、とか)、訂正の必要が無いから便利 なるほど、よく考えてみればそうした意図があったと考えるのが自然かもしれませんね。 誰が読んでいるか分からない小説の世界ですから、どこからクレームや苦情が出てもおかしくはないですから。 >そんなことに余計な気を遣わずに、トリックなども考えやすいのでは?、とも漠然と考えていました。 だから特にミステリは、地名を特定しなかったりする場合が多いのでしょうかね。 >「首無の如き祟るもの」、私も読みづらく感じましたよ。 やはりそうですか。 世間の評価が高いだけに、私の読み込みが足りないのだと思っていましたが、ドウコクさんもとなると、これは認識を改めなければならないかもしれませんね。 >それは、以前にもお話しした通り、「妖怪・首無は一つ(?)で充分。 その方が、話がスッキリする。」、 >「警察官たちの推理の部分は、無駄。 『どうせ、関係ないだろうに。』と感じながら、読むのが苦痛。」、 >などのように、冗長としか感じられない部分が、見受けられます。 なるほど、傑作といわれるこの作品にも色々瑕疵があるようですね。 確かに冗長な部分はあったかも知れませんし、もっとコンパクトにまとめられた気もします。 私の場合は、文体そのものが他の作家に比べて読みづらいんですよね。 文章がすんなり頭に入って来ないと言うか、情景が浮かびにくいというか・・・ まあ、これは私の想像力の欠如もあると思いますけどね。 >同じく、長くて無駄に思えるようなエピソードの挿入でも、その点は、京極氏なんか上手いと思いますね。 全く同感です。 その意味での京極氏のストーリー・テラーぶりは、素晴らしいものがあると思います。 理解しづらいと思えるような事柄に関しての記述でも、非常に解りやすく表現してくれますからね。 >そういった意味で、三津田氏、私の中では、実は「ズバリ、記述の仕方が下手」という評価を、本作で下すことにしました。 んー、残念ながら私もこのご意見には賛同せざるを得ませんね。 説明文の言い回しとか、背景や情景の表現力の拙さは、トリックや雰囲気のおどろおどろしさと比較して、いかにも劣っていると思います。 だから、他の作品に手が伸びづらいんですよね。 短編集の『赫眼』は何とか読めるレベルでしたけれど。 ではまた ^^ |
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