返信元の記事 | |||
【3148】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません メルカトル (2010年09月12日 23時14分) |
||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >残念ながらそれもハッキリしません。 ただ何らかの理由で神狩りというタイトルは頭の中に残ってたのは事実です。 私はてっきり前作が面白かったから(内容は記憶になくても)、本作を手に取られたのだとばかり思っていました。 いずれにしても、パート1と2の関係は続編という意味合いはあまりないようですね。 全く別物と私は捉えましたが、如何だったのでしょうか。 >作者も最初からシリーズ化して書こうと考えている人は少ないと思います。 完成後に思いのほか読者からの反響が良かったので、そこで初めてシリーズ化が頭に浮かぶので、スタートはどうしても荒削りな設定になっていたりします。 まあそういった事情はあるかもしれませんね。 しかし、決して『狐罠』が小説として完成度が低いとは、私は思いません。 ただ、『狐闇』と比べると軍配がこちらに上がってしまうのは、個人的な好みの問題ではないかと思います。 こちらの方が主人公の魅力を最大限に引き出しているのは、間違いないでしょうし。 >作者としては汚れたヒロインから、立ち直ってゆくヒロインを二作目に書いているので、逆に読んでしまうと、どうしてもそういった印象がでてしまったのではないでしょうか? 確かにその通りだと思います。 しかし、『狐闇』では語られなかった陶子の過去を知る事ができたのは、読んで良かったと思える一つの要因ではありました。 >そうですか、この人はホラーと乱歩と一見方向性が違うように感じますが 内容も、おそらく作風も全く異なる作品を二作書き上げ、しかも両作とも名のある賞を受賞しているのは、大したものだと思います。 とても新人とは思えませんね。 >少し読み出しましたが、前作が難解だっただけに大変読みやすいです(笑 そうでしょうね、取り敢えず楽しく読書できるのを期待しましょう。 私は本日より、チェスタトンの『ブラウン神父の童心』を読み始めました。 短編集です、翻訳物ということでかなり読み難いですが、なかなかの出来ではないかと思います。 先は長いですが、焦らずじっくり読み進めるべき作品との印象ですね。 ブラウン神父は名探偵というより、ちょっと惚けたキャラが逆に光る好人物ですよ。 ではまた ^^ |
■ 9,999件の投稿があります。 |
【3150】 |
ゴールデンゼウス (2010年09月12日 23時57分) |
||
これは 【3148】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >私はてっきり前作が面白かったから(内容は記憶になくても)、本作を手に取られたのだとばかり思っていました。 多分面白かったのだと思いますよ。内容は忘れたけど・・・ >ただ、『狐闇』と比べると軍配がこちらに上がってしまうのは、個人的な好みの問題ではないかと思います。 なるほど、私は本自体でこっちとあっちでは、こっちの方が良いという判断はしないですね。 単に好きか嫌いかはありますが。 又、登場人物もどんどん回を追う毎に洗練されていくというか、垢抜けていきますよね。 作者も改良を重ねていって、もういいでしょうという段になって、初めて主人公の個性が決まるみたいな・・・これも楽しみ方の一つですね^^ >内容も、おそらく作風も全く異なる作品を二作書き上げ、しかも両作とも名のある賞を受賞しているのは、大したものだと思います。 >とても新人とは思えませんね。 確かにそうですね。 これから期待できるかもしれませんね。 >私は本日より、チェスタトンの『ブラウン神父の童心』を読み始めました。 海外作家も読むのですね。 Z |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
© P-WORLD