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【2874】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ゴールデンゼウス (2010年07月10日 00時14分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >それだけ競馬を愛しておられる、というかのめり込んでいる訳ですね。 >競馬とはそれ程人を夢中にさせるものなのでしょうか。 >残念ながら私には理解できません。 競馬は最初は単なる馬の駆けっこです。 そこで予想が当ればお金になるということで、みな頭を使いいかにして楽して儲けるか? を真剣に考えます。 するとそのうち血統のことや、その他いろいろなファクターがあることに気付き、そこからちょっと方向性が変わってきます。 しかし、競馬には常に携わっていると、賭けることと別の興味がまったく同時に確立されてしまい、簡単には抜けられなくなります。 この辺から自分のスタイルが出来上がり、他人の意見には耳を傾けません。 そこでこんな方法を聞くと、自分の中でこれを実践してしまうと、今までの自分自身を否定しまうことになり兼ねないのです。 ややこしいことです。 >全てにおいて及第点の小説など滅多にお目にかかれるものではありません、要はどんなにわずかなシーンでもいかに深く心に刻まれるかが、肝心なのでしょう。 まさにその通りですね。 >もう読まれているのですね。 >序盤はなかなかの好感触のようで、何よりです。 具体的な実在の会社の名前もバンバンでてくるので、非常にリアリティー溢れる作品のようです。 >日本ホラー大賞を受賞し、直木賞にもノミネートされただけあって、幻想的な美しさや妖しさに溢れたファンタジーに仕上がっています。 ほう、これもなかなか興味をそそられる内容のようですね。 もう読み終わったのですか? 私の方は明日ちょっと遠出するので、日曜には読み終わると思います。 Z |
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【2876】 |
メルカトル (2010年07月10日 23時31分) |
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これは 【2874】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >しかし、競馬には常に携わっていると、賭けることと別の興味がまったく同時に確立されてしまい、簡単には抜けられなくなります。 賭ける事とは別の興味、ですか。 それが競馬に深入りする者の宿命みたいなものでしょうか。 やっぱり私のような門外漢には理解しがたいようですね。 >この辺から自分のスタイルが出来上がり、他人の意見には耳を傾けません。 まあ、それはなんとなく分からないでもない気もしますが。 確かに競馬に精通している人が、他人の予想に従って賭けるなどと言うのはあまり聞いたことがありませんね。 >具体的な実在の会社の名前もバンバンでてくるので、非常にリアリティー溢れる作品のようです。 ほう、そうですか、それは珍しいですね。 普通、実名の会社などは伏字扱いされる事が多い、というかほとんどの場合実名は使用されないはずですが。 ゴールデンゼウスさんの書評次第では、私も読んでみたい気もします。 いずれにしても満足のいく出来だと良いですね。 >ほう、これもなかなか興味をそそられる内容のようですね。 もう読み終わったのですか? 中編ですので、昨日読み終えました。 ちょっとこれまで経験した事のないような、叙情溢れる透明感のある文体で描かれています。 しかし、無駄のない表現は非常に説得力があります。 新人離れした文章力だと思いました。 本日は『夜市』と同時収録の『風の古道』を読み終えました。 これは、「風の古道」と呼ばれる普通の人間には決して入る事のできない道に少年二人が迷い込み、そこでの奇妙な体験を描いています。 主人公の「私」と友人のカズキが道中で知り合った青年レンとともに旅をするのだが、途中でカズキがコモリという男に拳銃で撃たれて死んでしまう。 だが「風の古道」には死人を蘇らせる寺があるという。 二人はその寺に向かうのだが・・・。 といったストーリーで、これまたホラーとは一線を画する内容で、どちらかというと文芸に近い作品のように感じました。 なかなか新人離れした、ストーリーテラーぶりを発揮していますよ。 ではまた ^^ |
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