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【2872】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません メルカトル (2010年07月09日 23時33分) |
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ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >ええ、当然外れることもありますよ。 でも数をこなせばこなすほど、勝率がUPすることも確かです。 そうですか、しかし残念ですね。 私に少しでも競馬に対する興味があれば、是非ともご教授願うところですが。 >多分競馬を知らない人や、興味がない人が実行したら相当いいかもしれません。 ただ私には無理ですね。 それだけ競馬を愛しておられる、というかのめり込んでいる訳ですね。 競馬とはそれ程人を夢中にさせるものなのでしょうか。 残念ながら私には理解できません。 >ええ、まさにそうですね。 以前、書いたかもしれませんが、私は本の中でたった一つの文章が気に入ったら、それだけでいいのです。 そのお気持ちは私にも理解できますよ。 全てにおいて及第点の小説など滅多にお目にかかれるものではありません、要はどんなにわずかなシーンでもいかに深く心に刻まれるかが、肝心なのでしょう。 >なるほど、それは残念でしたね。 でも最近思うのは、合わないものをどれだけこなしてきたかで、その人の見識とか洞察というものが、培われていくのじゃないかと思うのです。 ですから決して無駄ではないのかなと・・・ そうですね、何事も経験ですから、全くの無駄だとは私にも思えません。 どんな作品にも見るべき点はあるわけで、いかにその美点を見出せるかも読者としての責務かもしれませんね。 作者の意図を汲み取る事ができれば、少なくともその世界観や知識は蓄積されるでしょうから。 >まさにこの作者自身を題材にして書かれた本のようですよ。 かなりゲームソフトの会社の内情が、手に取るように伝わってきます。 もう読まれているのですね。 序盤はなかなかの好感触のようで、何よりです。 今後の展開に注目ですね。 さて本日より恒川光太郎氏の『夜市』に取り掛かりました。 妖怪達があらゆる物を売る夜市。 その市場では望むものは何でも手に入る。 小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、弟と引き換えに野球の才能を買う。 しかし、その事に罪悪感を抱いていた裕司は弟を買い戻す為再び夜市を訪れるが・・・。 一見単純に思えるストーリーですが、かなり捻りが効いていて意外な展開を迎えます。 日本ホラー大賞を受賞し、直木賞にもノミネートされただけあって、幻想的な美しさや妖しさに溢れたファンタジーに仕上がっています。 心に残る一篇であるのは間違いないですね。 ではまた ^^ |
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【2874】 | ![]() |
ゴールデンゼウス (2010年07月10日 00時14分) |
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これは 【2872】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >それだけ競馬を愛しておられる、というかのめり込んでいる訳ですね。 >競馬とはそれ程人を夢中にさせるものなのでしょうか。 >残念ながら私には理解できません。 競馬は最初は単なる馬の駆けっこです。 そこで予想が当ればお金になるということで、みな頭を使いいかにして楽して儲けるか? を真剣に考えます。 するとそのうち血統のことや、その他いろいろなファクターがあることに気付き、そこからちょっと方向性が変わってきます。 しかし、競馬には常に携わっていると、賭けることと別の興味がまったく同時に確立されてしまい、簡単には抜けられなくなります。 この辺から自分のスタイルが出来上がり、他人の意見には耳を傾けません。 そこでこんな方法を聞くと、自分の中でこれを実践してしまうと、今までの自分自身を否定しまうことになり兼ねないのです。 ややこしいことです。 >全てにおいて及第点の小説など滅多にお目にかかれるものではありません、要はどんなにわずかなシーンでもいかに深く心に刻まれるかが、肝心なのでしょう。 まさにその通りですね。 >もう読まれているのですね。 >序盤はなかなかの好感触のようで、何よりです。 具体的な実在の会社の名前もバンバンでてくるので、非常にリアリティー溢れる作品のようです。 >日本ホラー大賞を受賞し、直木賞にもノミネートされただけあって、幻想的な美しさや妖しさに溢れたファンタジーに仕上がっています。 ほう、これもなかなか興味をそそられる内容のようですね。 もう読み終わったのですか? 私の方は明日ちょっと遠出するので、日曜には読み終わると思います。 Z |
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