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【2870】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ゴールデンゼウス (2010年07月08日 23時49分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >うーむ、そんな必勝法がありますかね。 >予想はあくまで予想でしょうから、外れる場合もあるのではないかと思いますが。 ええ、当然外れることもありますよ。 でも数をこなせばこなすほど、勝率がUPすることも確かです。 多分競馬を知らない人や、興味がない人が実行したら相当いいかもしれません。 ただ私には無理ですね。 >私にとっては十分刺激的でしたし、読後感も悪くない、最後の一捻りが効いていて、それが本作の印象をより強烈なものにしていたように感じます。 ええ、まさにそうですね。 以前、書いたかもしれませんが、私は本の中でたった一つの文章が気に入ったら、それだけでいいのです。 途中の過程が自分に合わなくても、その1箇所に納得できる部分があれば、それで全て良しとなってしまいます。 >トリックとしては斬新かもしれませんが、なんとなくスッキリしない結末でした。 >もっと驚くべきトリックなのかもしれませんが、今ひとつ素直に賞賛出来ませんでしたね。 なるほど、それは残念でしたね。 でも最近思うのは、合わないものをどれだけこなしてきたかで、その人の見識とか洞察というものが、培われていくのじゃないかと思うのです。 ですから決して無駄ではないのかなと・・・ >ゲーム製作会社を舞台に描かれるサスペンスらしいです、少し興味が沸いてきました。 まさにこの作者自身を題材にして書かれた本のようですよ。 かなりゲームソフトの会社の内情が、手に取るように伝わってきます。 最初に何の脈絡もないような事件がそれぞれあり、いくつかの事件の後に、ソフト会社の主人公がでてきます。 これらの事象が今後どのように関連していくかが、展開の鍵でしょうね。 Z |
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【2872】 |
メルカトル (2010年07月09日 23時33分) |
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これは 【2870】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >ええ、当然外れることもありますよ。 でも数をこなせばこなすほど、勝率がUPすることも確かです。 そうですか、しかし残念ですね。 私に少しでも競馬に対する興味があれば、是非ともご教授願うところですが。 >多分競馬を知らない人や、興味がない人が実行したら相当いいかもしれません。 ただ私には無理ですね。 それだけ競馬を愛しておられる、というかのめり込んでいる訳ですね。 競馬とはそれ程人を夢中にさせるものなのでしょうか。 残念ながら私には理解できません。 >ええ、まさにそうですね。 以前、書いたかもしれませんが、私は本の中でたった一つの文章が気に入ったら、それだけでいいのです。 そのお気持ちは私にも理解できますよ。 全てにおいて及第点の小説など滅多にお目にかかれるものではありません、要はどんなにわずかなシーンでもいかに深く心に刻まれるかが、肝心なのでしょう。 >なるほど、それは残念でしたね。 でも最近思うのは、合わないものをどれだけこなしてきたかで、その人の見識とか洞察というものが、培われていくのじゃないかと思うのです。 ですから決して無駄ではないのかなと・・・ そうですね、何事も経験ですから、全くの無駄だとは私にも思えません。 どんな作品にも見るべき点はあるわけで、いかにその美点を見出せるかも読者としての責務かもしれませんね。 作者の意図を汲み取る事ができれば、少なくともその世界観や知識は蓄積されるでしょうから。 >まさにこの作者自身を題材にして書かれた本のようですよ。 かなりゲームソフトの会社の内情が、手に取るように伝わってきます。 もう読まれているのですね。 序盤はなかなかの好感触のようで、何よりです。 今後の展開に注目ですね。 さて本日より恒川光太郎氏の『夜市』に取り掛かりました。 妖怪達があらゆる物を売る夜市。 その市場では望むものは何でも手に入る。 小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、弟と引き換えに野球の才能を買う。 しかし、その事に罪悪感を抱いていた裕司は弟を買い戻す為再び夜市を訪れるが・・・。 一見単純に思えるストーリーですが、かなり捻りが効いていて意外な展開を迎えます。 日本ホラー大賞を受賞し、直木賞にもノミネートされただけあって、幻想的な美しさや妖しさに溢れたファンタジーに仕上がっています。 心に残る一篇であるのは間違いないですね。 ではまた ^^ |
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