返信元の記事 | |||
【2792】 | RE:貴族探偵 メルカトル (2010年06月23日 23時24分) |
||
ドウコク!さん、こんばんは。 >でも、逆に言うと「凶鳥の如き〜」の評価が、世間では低いのかも知れないですね。 私は、あのトリックには感心したのですけれど。 人間消失トリックに関しては、それなりに評価されていると思いますよ。 ただ世間的に作品そのものの認知度が低いせいもあるかもしれませんね。 >何となく分かる気がするので、これは不安かな。 私には若干読みづらかった、という程度ですので、それ程気になさることはないと思います。 『凶鳥〜』がスムースに読めたのならば、何ら問題ないでしょう。 必ずしもお薦めとは言えませんが、一読の価値はあると断言できます。 >読んだと言っても1作だけですし、かなり忘れているのですが、メルカトル鮎より傲慢な感じだった、と思います。 そうですか、それは微妙ですね。 こういった作品は探偵の魅力が大きなウエイトを占めるケースもありますので、あまり鼻につくようだと読むのが辛いかもしれないですね。 >でも、だからこそイイ、と感じます。 木更津より魅力的ですね。 これはネタバレにならないと思いますが、木更津の場合は、ある人物のあやつり人形的な立場ですからね。 『名探偵 木更津悠也』を読めば、それは一目瞭然です。 >いや、まあ、これは「探しているのに手に入らない=飢餓感の盛り上がり」みたいなものだと思います。 なるほど、しかし個人的には『翼ある闇』を超える様なインパクトのある作品には出会えていません。 『神様ゲーム』と『貴族探偵』以外全て読んでいますが、どうしても期待が大きい分、その期待を裏切られている印象が拭えません。 >良くも悪くもとても気になる作家、という感じですね。 全く持って同感です。 アンソロジーなどに名前が連ねられていると、つい買ってしまう、そんな期待感を持たせる作家であることは間違いないですね。 >そして、更に事件(ストーリー)を混乱させてほしい、とも。(笑) 早く『翼ある闇』を超える作品を読ませてもらいたいものです。 ではまた ^^ |
■ 9,999件の投稿があります。 |
【2796】 |
ドウコク! (2010年06月24日 22時51分) |
||
これは 【2792】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 「猫好き」との記述を見たので、(他でも使いましたが)よかったらどうぞ。 小田和正「ラブストーリーは突然に」猫ヴァージョン……ネコ1分44秒、2分36秒、4分28秒辺りで悶絶しました。 http://www.youtube.com/watch?v=_NIJBe8BczE&fmt=18 麻耶氏「貴族探偵」。 >あまり鼻につくようだと読むのが辛いかもしれないですね。 いや、そこはそんなにヒドくはなかった、と思います。 あくまでそういう「キャラ」と、許容できるような感じでした。 >これはネタバレにならないと思いますが、木更津の場合は、ある人物のあやつり人形的な立場ですからね。 >『名探偵 木更津悠也』を読めば、それは一目瞭然です。 これは「翼あるもの」で少しは分かる内容でしょうか? そうでなかったら、これは私には驚愕の事実です。 あの木更津が。 「名探偵 木更津悠也」、とても気になる作品です。 ところで、メルカトル鮎の「銘探偵」ってどういう意味でしょう。 どこかに書いてありましたっけ。 >『神様ゲーム』と『貴族探偵』以外全て読んでいますが、どうしても期待が大きい分、その期待を裏切られている印象が拭えません。 それは残念です。 私の場合、「蛍」が絶賛、「木製の王子」が賛美、「鴉」が及第点、みたいな感じで、充分に楽しめました。 また、ミステリの出来としての評価はともかく、雰囲気は3作とも酔えましたよ。 まあ、「夏と冬の奏鳴曲」の失点があるので、それほど期待が大きくなかった、ということもあるのですが。 「翼あるもの」からすぐに上記3作品に向かっていたら、メルカトルさんと同じ感想になっていたかも知れません。 >そんな期待感を持たせる作家であることは間違いないですね。 取りあえず、「貴族探偵」、見かけたら買いますね。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
© P-WORLD