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【2696】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません メルカトル (2010年06月08日 23時05分) |
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ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >そうかもしれませんね。 ミステリは最後に帰結しないといけませんから。又、ミステリ好きの読者はそういった細かい点も決して見逃しませんからね(笑 まあ、私のようなボンクラもいますので、一概には言えないと思いますが、ミステリ好きは読み始めからトリックを見破ってやろうとか、犯人を推理して当ててやろうなどと不遜な事を考えがちですからね。 私は逆に、気持ちよく騙して欲しい気持ちの方が強いので、「やられた!」と悔しがるのも快感です。 どちらもミステリの醍醐味だと思いますので、途中で真相を看破出来ても、見事に作者の策略に嵌っても、読者冥利に尽きるわけですよ。 だから楽しいんですね。 >あれですよ、まさに。 サイパンが飛んできちゃうんですよ。 皆ただただア然 島にいる住民も何がどうなっているかわからない。 突然海がなくなった。 それはまたとんでもない奇想ですね。 スケールの大きさもここまでくると、笑うしかないでしょうね。 ファンタジーだから、何が起きても許されると思いますが、それにしても島が飛ぶとは・・・何かしらの意図があっての事だとは思いますが。 恐れ入りました。 >私は大きな駅では2〜3店舗の大型書店があるので、大抵はそれで事足ります。 都会はいいですねえ、本当に羨ましいです。 ネットで検索、注文フォームに入力、メールを確認、プリントアウトして書店で照会、これだけの手間が省けるわけですから、私も都会に生まれたかったです。 特に東京は何でもありそうですし、物価が高いのさえ我慢すれば飽きないでしょうねえ。 さて本日より江戸川乱歩の短編集開始。 『芋虫』『指』に関してはドウコク!さんへのレスでも書いたように、あまりに陰惨な内容なので、書評は控えたいと思います。 ただ、私の嗜好にあった作品であることは間違いなく、楽しくはありませんが、興味深く読ませてもらいました。 『芋虫』は再読か再々読でしたが、何度読んでも名作は名作ですね。 こういう作品こそ真のホラーと呼ぶべきなのではないかと思います。 もしどうしてもという事であれば、少しだけでも紹介しますが。 ではまた ^^ |
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【2698】 | ![]() |
ゴールデンゼウス (2010年06月08日 23時26分) |
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これは 【2696】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >まあ、私のようなボンクラもいますので、一概には言えないと思いますが、ミステリ好きは読み始めからトリックを見破ってやろうとか、犯人を推理して当ててやろうなどと不遜な事を考えがちですからね。 ありますねえ。 私はTVの2時間推理などを見ると、多分この犯人は誰それと言います。 するとカミさんが何で? と聞くのですが、あえて言わず。 すると時間とともに犯人が判明。 当っているとカミさんはその理由を聞きたがりますが、私の場合は単純に何となくなのですが・・的中率は抜群ですが。 これは多分推理やミステリを読んでいると、ある意味一番犯人らしくない人が犯人だったという経験則のようなものだと思いますがね。 >それはまたとんでもない奇想ですね。 >スケールの大きさもここまでくると、笑うしかないでしょうね。 でもただ奇想天外だけではないのですよ。 この作家はかなり日本の伝奇や古事のことに詳しいというか、なんとなく納得してしまうのですよ。 だんだん思い出してきました。 この作家の炎都シリーズは結構悲惨な場面が出てくるにもかかわらず、あまり気にならないのです。 そして一番すごいのは、読後感が実に爽快で気持ちが良いのです。 だから結構なページ数の割には、かなりのスピードで読ませてしまうのです。 ネットで購入するのも便利ですが、本屋で買う利点にはもう一つあり、本の帯や裏の書評を読むことが出来るので、初めての作家でも自分に合うかどうかの判断がつきやすいということですかね。 >もしどうしてもという事であれば、少しだけでも紹介しますが。 乱歩は中学生のときに大体読みました。 これも読んでいます。 それではまた。 |
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