返信元の記事 | |||
【2378】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません メルカトル (2010年04月27日 23時08分) |
||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >それに何より警察内の動き、新聞社内の動きの表現が素晴らしいです。 現場にいるような錯覚を覚えました。 高村女史の筆力を持ってすれば、読者にそれ位の臨場感を味わわせる事くらいは、それ程困難ではないのかもしれませんね。 私は『マークスの山』で、著者の実力を見誤ってしまったのでしょうか。 やはりどの作品も世評が高いのは、伊達ではないという事ですかね。 >警察も新聞社も??ですが、実は人質は社長個人ではなく、もっと別なものでした。 まさに意外な展開ですね。 単なる誘拐物に留まらず、さらに読者の予測の上を行く、素晴らしい構成だと思います。 これは先の展開が楽しみですね、大いに楽しまれる事を祈っております。 『クリムゾンの迷宮』はさしたる進展もなく、なんとなく淡々とストーリーが進行している感があります。 ただ、主人公の心情が手に取るようにわかるので、その意味では流石に達者だと思いますが、果たして世間の評判どおりの出来なのか、些か不安になってきました。 ではまた ^^ |
■ 9,999件の投稿があります。 |
【2382】 | ![]() |
ゴールデンゼウス (2010年04月27日 23時32分) |
|
これは 【2378】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >>それに何より警察内の動き、新聞社内の動きの表現が素晴らしいです。 現場にいるような錯覚を覚えました。 これは決してわかり易いという意味ではなく、その現場にいる人の日常がそのままあるという意味です。 だからそういった現場を知らない読者には、??の部分が多いはずなのですが、妙な説明や補足も一切なく、ひたすらありのままが書かれています。 それがかえってリアリティーを感じさせているのでしょう。 >>警察も新聞社も??ですが、実は人質は社長個人ではなく、もっと別なものでした。 これは読者には何をするかがわかっているのですが、 (あえて内容には触れませんが) 果たして犯人グループの考えはわかるのですが、現実問題としてどうやって実行していくかが、大変興味深いですね。 何となく当りの予感がします。 >『クリムゾンの迷宮』はさしたる進展もなく、なんとなく淡々とストーリーが進行している感があります。 単に今はちょっと休憩の時間帯なのでは(笑 それではまた。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
© P-WORLD