返信元の記事 | |||
【36】 | 社長 32 ゑびす4 (2006年09月22日 14時21分) |
||
『社長 vol.32』 あれは何年前のことだろう・・・ 社長がR町からS町に転勤した後の出来事だった。 S町に転勤しても毎週末のS幌市ス○キノでのお買い物は,社長にとって欠かせない週課だった。 あの週も社長は,期待に股間を膨らませてスス○ノへと出かけていった。 『まずは,一服』の『プッシーキャ○ト』。 いつものように可愛い娘を膝に乗せて『タッチゴーゴー』を楽しみ,ジャンケンに勝って『カウンターゴーゴー』を楽しんだ。 いつものように『プッシーキャ○ト』での楽しい時は,矢の如く流れていった。 そして,『軽く一杯』のお手軽ソ○プでも,それなりの娘をゲットして,社長なりの愉しい時間を過ごした。 そして,いつもなら『最後の締め』に行くところだが,あの日は違っていた。 「いや〜あ,先輩,軽く新しい店でも開拓したくなったんですよ。いっひっひっひ」 そう,社長は新しいFZK店を探そうとしたのである。 社長にとってススキ○は,自分の庭のようなもんである。 客引きなんて怖くない。 ぼったくりがなんだ。 や○さんなら,自分の親父と同じ稼業だ。どうとでもなる。 早速,『○スキノタウン情報』をコンビニで買い込んだ。 そして,探し始めて30分。 新規開拓の店を見つけた。 その店に社長が入店した途端,年端もいかない若い娘が群がってきた。 さながら砂糖に群がる蟻の如く。 そう,その店はキャバクラであった。 キャバクラに於いて社長の様に欲情に金を惜しまない客は,甘い甘い砂糖である。 しかし,その時蟻の1匹が大きな声で叫んだ。 「あれ〜っ,先生!!」 そう,その一匹の蟻は,社長がR町にいた頃の教え子だった。 「ゲッ,まずい・・・」 反射的にそう思ったという。 社長は,社長なりに教職公務員である自分の立場を自覚していた。 しかし,そうであってもやはり社長である。 FZKに来て,3分も経たないうちに帰るのは,無作法だ。 何より,群がってきた娘達に悪い。 とんでもなく失礼だ。 社長なりのFZKに対する信念である。 社長は当然,60分間,料金に見合うだけ楽しんだ。 勿論,元教え子は,その間社長の隣にいたという。 もしかしたら,膝の上にも乗ったのかもしれない。 もしからしたら,元教え子にこんな事やあんな事をしたのかもしれない。 その事について,社長からの報告は無かった。 でも,社長であるから,当然キャバクラに於ける作法はやり通しただろうというのが,我々の見解である。 余談ではあるが,社長であるから,その店を後にして『最後の締め』にも行ったのは言うまでもない。 |
■ 145件の投稿があります。 |
15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 |
【41】 |
ゑびす4 (2006年09月28日 05時35分) |
||
これは 【36】 に対する返信です。 | |||
『社長 vol.33』 北海道の秋は短い。 10月も中旬に入ると,山は眠る。 厳しい冬の始まりである。 賑やかな山々の装いは終わり,野原ではすべての草が枯れ果ててしまう。 辺りは一面,茶褐色一色になる。 雪が降るまで,北海道は鉛の様な風景と化してしまう。 それは,そんな暗い暗い冬の始まりのことであった。 社長のパパはDQNだったが,母方の方は,比較的まともな家庭環境だったという。 そして,それを確認したのは,我々が3年目になった時のことである。 暗い冬の始まりにも拘らず,それは我々を明るくさせてくれた。 社長はその日の朝,いつものようにゼミ室に顔を出した。 そして,顔だけではなく足も見せてくれた。 そこにあったものは・・・ 5本指の靴下であった。 素材は,まるで軍手の様な素材だった。 ごわごわとして,5本の指がにょきにょきと生えている靴下。 合ってる。見事に社長とマッチしている。 ゼミ室は大爆笑に包まれた。 しかし,それは・・・ 東京に住む社長の祖父母が送ってくれた物だった。 遠く異郷に住む可愛い孫を想って送った物だった。 北海道の冬はさぞ厳しかろう。 水虫である足の指の間はさぞ痒かろう。 暖かくて水虫にも効く靴下を探し回ったに違いない。 そのことを知った我々一同は爆笑したことを大きく後悔し,祖父母のの思いに涙した。 しかし,その事で女性に縁の無い社長が,更に女性から遠ざかったことを社長の祖父母は知る由も無い。 小さな親切大きなお世話である。 知らぬが仏である。 知ってしまったら,「何と不憫な孫であろうか」と更に心を痛めたに違いない。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
© P-WORLD